吉澤はじめ with 五十嵐一生 プライベートスタジオ・ライブレポート

投稿日: カテゴリー: MUSIC

吉澤はじめ with 五十嵐一生 プライベートスタジオライブ
イブレポート、というタイトルなんだけど、レポートというほどの話は書けません(演奏曲もメモってこなかった)。ま、一人の音楽ファンが大好きなキーボーディストのライブに行って楽しく、かつ素晴らしいアーティストを知った日曜日の話です。

吉澤はじめ本人いわく「活動を休止したつもりなんてないのだが」とのことですが、今年春から再び充電したエネルギーで活動を本格化させる、とのことなので楽しみです。そのキックオフともいえるプライベートライブで、4/29 吉澤はじめ with 五十嵐一生 @ Ogu Studio II のライブに行ってきました。

プライベートスタジオでのライブ

Ogu Studio 2
今回のライブは昭島市は西立川にある吉澤はじめのプライベートスタジオでのライブで、限定15名のライブ。確かに 15人でいっぱいになる広さなんだけど、ゴージャスですよ。もうプライベートライブという感じ。ピアノの隣に席を置いてるから距離なんて普通は考えられないほど近い。演奏中に手を出せばピアノが触れる距離。感動ですよ、そりゃ。

#吉澤はじめ

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吉澤はじめのプライベートスタジオ Ogu Studio 2 は西立川駅から歩いて10分ほどのところにあります。作曲やレコーディングに10年ほど使っているスタジオ。当然、スタジオにはレコーディングで使われてきた Fender Rhodes や Wurlitzer がゴロッと置かれてたりします。秘蔵のレコードコレクションもあり、演奏時間までは吉澤はじめ本人がレコードをかけてくれたりします(Ramsey Lewis とかかかってました)。

限定15人なのでメールで事前に予約するシステム(5月のスケジュールはこちら)。吉澤はじめファンならここまで読んだ時点で予約しないと不安でしょ。だって数人なんだもん、空きが。あ、予約する時は「杉山さんのブログをみた」と言ってください。何もありませんが告知を約束したので。

吉澤はじめ を知る

吉澤はじめ
元Weather ReportのPeter Erskineのサポートにより91年「HAJIME」でイギリスデビュー。帰国後、モンドグロッソ、キョウト・ジャズ・マッシブ、スリープ・ウォーカーなどのクラブ系ユニットにおいて中心的な役割を果たす。ファラオ・サンダース、カルロス・ガーネット、ジョン・アバクロンビーなどとも共演。ADLIB誌において、2007,2008年に最優秀クラブ・アルバム賞を受賞

うーん、なんか凄さが伝わらないな。僕が吉澤はじめを明確に認識したのは 1993年のモンドグロッソの MARBLE というアルバム。モンドグロッソがまだバンド編成だった頃のアルバムで、1曲目を飾る TREE, AIR, AND RAIN ON THE EARTH のピアノソロがとても素晴らしい。

TREE, AIR, AND RAIN ON THE EARTH
MONDO GROSSO
Released: October 21, 1993

このソロ、コンパクトなソロながらいろんなアイデアが入っていて、自分のバンドで演奏するために必死に1音1音コピーしたんだけど、とにかく発見が多かった。当時、「日本人なのにスゲーな(驚)」って思ってた。それ以来、吉澤はじめが好きでアルバムは全部持ってる。オススメは以下の通り。

MONDO GROSSO の後は Cosmic Village 、SLEEP WALKER とエレクトリックな音楽を発表する一方で、ソロではピアノアルバムを出すなど、ジャンルはエレクトロからクラブジャズ、スタンダードジャズまで幅が広い。思うんだけど、ジャズアーティストがエレクトロを演るからかっこいいのだ。楽器がしっかり弾ける人はダンスミュージックをやっても違うもの。ピアノ、Fender Rhodes、Wurlitzer、CLAVINET をそれぞれかっこよくプレイする、そんな曲をソングメイクする、これはキーボーディストの憧れだと思うが、この観点で日本人で最高峰だと思う。

とにかく買って聴くべしですよ。Apple Music や Amazon プライムに入ってるなら検索するだけで聴ける。優しい時代(笑)。INCOGNITO や THE BRAND NEW HEAVIES が好きなキーボディストなら必聴ですよ。

吉澤はじめ with 五十嵐一生

吉澤はじめ with 五十嵐一生
で、当日のライブなんだけど、とにかくシビれました。音楽性をどこがいい、あそこがいい、と批評するのは嫌いなのでうまく書けないのですが、ピアノとトランペットのデュオ、旧知の仲の二人が目の前でリアルタイム・ダイナミックに構成していくジャズに感動。演奏は休憩を挟んで白熱でたっぷりの2時間、満喫しました。

ピアノの左側に陣取ったので、指使いやスケーリングもばっちり見れた。吉澤はじめファンとしては至福の2時間。そして、なんといっても 五十嵐一生のトランペットにヤラレました。自分、無知だったので五十嵐一生を知らなかったんですが、シビれましたよ。五十嵐一生を知らずに死ななくて本当によかった。

調べながらこのエントリー書いているんだけど、東京ザヴィヌルバッハのメンバーだったのか。成孔さんとやってたんだ。詳しくは 孤高のトランペッター:和製マイルスと称される男 あたり。うーん、これも本人と違う印象だなぁ。

やはりこれも聴くべきですよ。まずはサイン入りで直売してもらったこれ、最新作で2枚組。これ1枚で世界観に没入できます。必ず持っておくべき。2枚目は本人「これもいいのよ、聴いておいて」との推薦。昨年亡くなった辛島文雄さんとのデュオ、名曲ばかりで泣く。

今回のプライベートスタジオライブでは、休憩時間や演奏終了後にアーティストやファンと気さくに交流できる雰囲気があるんだけど、こんなこと普通はないよ。ホント、おすすめです。

そして五十嵐一生(さん)もこのゴールデンウィークにライブがある。5月4日に【五十嵐一生トリオ】五十嵐一生/tp 吉澤はじめ/pf 俵山昌之/b がキーストンクラブ東京(六本木)である(5月スケジュールの 5/4 をクリック)。

僕はこの五十嵐一生さん 5/4 のライブと 5/13 の吉澤はじめプライベートスタジオライブには行くつもりです。もし行くなら会場で声をかけてくださいまし。

吉澤はじめサイン入り Monologue
Monologue にサインもらったけど、遠足用の名前入れのようになった

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