六本木アルフィー(JAZZ CLUB ALFIE ROPPONGI TOKYO)で昨日、10月20日行われた 吉澤はじめトリオ(吉澤はじめ(Piano)、小泉P克人(Bass)、濱田省吾(Drums)のライブレポートです。六本木、凄い雨でしたがライブは熱かった!
六本木アルフィーでの演奏は 3年ぶり
プライベートスタジオでのライブ を2回経ての六本木アルフィー。アルフィーでのライブは 3年ぶり。当日の MC でも話がありましたが、3年前のアルフィーで当時のジャズユニットを解散、活動休止を宣言したわけなのですが、実際はライブ活動を休止しつつ、その翌年にアルバムを 2枚(ページ下部)も出しているんですよ。通常期より出してる(笑)。
この 2枚はピアノを中心とした楽曲が多く(そのうち1枚はピアノソロの2枚組)、ライブでの演奏曲もそのアルバムからの選曲が多かったのですが、伝説的なアルバム HAJIME YOSHIZAWA(2002年)から I am with you もピックアップされましたよ。もう感動。
強力なトリオ、ただの大人のジャズではない
今年から吉澤はじめの演奏を聴く機会が多いのですが、今回のライブが一番良かった。だんだんメンバーも楽曲理解が進み、スペースも出来て演奏が楽しそうでした。はじめさんのピアノは好き放題弾いていて至福の時なんだけど、小泉さんのアップライトもソロがイイ、動きが出る出る。ハマショーのドラムも歌う歌う、ドラムソロが面白くて仕方がない。トリオもスゲーな、と。
しかし、一番ぶっとんだのは、「みんなのジャズ」でブチかまされた、はじめさんのラッブ。52歳、ピアノを弾きながらラップする!
はじめて観た時は「ぶっとんだ」というより「びっくりした」んだけど、5月に聴いた時より進化が激しく、かなり熱い演奏になってた。ヒップホップグルーブをアコースティックで演奏し、ラップもある、ソロも弾きまくり。Robert Glasper がメンバー紹介の時に薄めにラップ調にメンバーをつついていたけど、こっちは完全にバトル。ラップでメンバーを挑発しプレイを引き出すジャズって。
このメンバーでの再演を懇願したところ、容子ママが強引に日程を組んでくれました。少なくとも次回、2月2日(土曜)にライブが行われるはず です。うーん、年内にも一度くらい観たいなぁ。
吉澤はじめスペシャルトリオ、最高だった!みんなのジャズに酔いしれたぜ♪このメンツでまたやって欲しい! #六本木アルフィー #吉澤はじめ #小泉P克人 #濱田省吾 pic.twitter.com/RJx916UjRH
— takefumi_s (@takefumi_s) 2018年10月20日
吉澤はじめトリオ、新しいジャズあり、スタンダードあり、変拍子ウリオラ系あり、バラードあり、そしてラップあり、と非常に幅広い演奏が一晩で観れるんだなぁ、とあらためて思いました。吉澤はじめ、かなりノッてきてるんだと思います。
吉澤はじめトリオ・小泉P克人・濱田省吾 六本木アルフィー・ライブ セットリスト
1st Stage –
1. Kemuri no Yukue
2. New Day
3. Satellite Dancer
4. Detour Ahead
5. Thursday
6. Waltz For Jason
2nd Stage –
7. My Favorite Things
8. Double Moon
9. I am with you
10. May
11. みんなのジャズ
12. Eastern Step
13. Spring – Otozure –
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