今日、 iPod で聴いた音楽は Thomas Dolby 。80年代〜90年代前半に活動したミュージシャンで、シンセサイザーをフィーチャーしたサウンドが特徴。彼は僕がシンセ少年になったきっかけになった。音楽、ビデオで才能を発揮し、96年からは Beatnik を起業し、音楽業界からは遠ざかってしまった。なんてこったい。
Thomas Dolby といえば、SHE BILINDED ME WITH SCIENCE (なんと矢野顕子を歌った曲なのだ)、HYPERACTIVE ( Thomas Dolby がオケヒットをやるとこーなる)、坂本龍一とのコラボレである FIELD WORK あたりがあまりにも有名。もちろん、個人的にもこれらの曲には夢中になった。が、久しぶりに聴いてみて「やっぱりこの曲もたまらないんだよ!」というのを紹介しておきます。
- ONE OF OUR SUBMARINES / THE GOLDEN AGE OF WIRELESS : ぜひロングバージョンで聴いて欲しい。泣ける。
- FLYING NORTH / THE GOLDEN AGE OF WIRELESS : これもロングバージョンで聴いて欲しい。ロングバージョンだと途中でリズムソロが入る。
- COMERCIAL BREAK UP / THE GOLDEN AGE OF WIRELESS : シンセサイザーのソロがたまらない。やっぱりこのアルバムは名曲が多いなぁ。邦題は「光と物体」だったような。なぜ?
- BUDAPEST BY BLIMP / ALIENS ATE MY BUIC : これは泣ける。コード進行が切ない。
ロングバージョンは12 インチシングルを集めた 12 × 12 がお薦めです。アマゾンでも在庫がありません。HMV なり、Tower Records なり、街のレコード屋なり、見つけたら即買いであります。 ビデオもいくつか出ています。Thomas Dolby はプロモーションビデオも凝っていたのでファンなら手に入れたいところです。ビデオでは坂本龍一も出演している FIELD WORK が良かったですね。
コメント
「フィールドワーク」については今週発売になった「Fine Time」というアルバムで平野善弘がカバーしていますね。
昨年末にニューアルバムがでていますよ。「Forty」というライブアルバムで、彼の40歳の誕生日を記念して開催したファンの集いのライブを収録したものです。往年の名曲をやっていて、歌声もしっかりしていて、なかなか良いアルバムです。