最近には珍しくプライベートなことも書きます。8月31日、千駄ヶ谷の喫茶店「白馬」が27年間の歴史を閉じました。
この喫茶店には15年間通いました。まだ僕が大学に入る前に行きつけになった喫茶店で、行き始めた当初は毎日のように、いや、毎日通いました。最長で7時間も長居したことがあります。というのも、当時は白馬こそが友人達の溜まり場であり、憧れていた女性店員がいたからなのですが、まぁ、大切な青春の1ページだった訳です。
その後、働きだした後も「提案書・企画書作成喫茶店」として活躍。白馬で思いついたアイデアを Newton でメモし、ダイレクトにメールでシステム担当に送信、プロジェクトを開始したこともあります。
そんなことが出来たのも、白馬が喫茶店としては落ち着いた雰囲気で、BGM となる音楽も静かだったから。駅から少々離れた市街にあるので、客層も落ち着いていました。早朝の雰囲気は爽やかで、モーニングを食べながら1日の予定を頭の中で整理するといった感じで1日のスタートをきるには最適なお店だったと思います。ちなみにこのお店の2Fで村上春樹がバーを開いていたとのことです。現在はモダンな喫茶店になっています。この喫茶店も素敵です。
白馬は自分の好きないろいろな世界がシンクロする不思議な場所だった気がします。もう15年も通う馴染みの喫茶店なんて作れないと思います。が、人生出会いあり、別れありです。新しい素敵な喫茶店を探す旅は始まったばかり。前向きに進みます。
店内のトップ画像共有プロジェクト「トガキュー」用のバナーを作ってみました。閉店日の店内です。記念なので1枚だけオープンします。今や、300枚あるトガキューバナーですが、この1枚がたまに現れるのも素敵かなぁ、と思いつつ共有開始です。
コメント
千駄ヶ谷近況
ミメイさんのコメントにある旧Selectionです。
建物自体は変わっていないのですが大改装の結果、雰囲気は大分変わってしまいました。
今は「がらり」と言う焼酎飲み屋?になっています。
ネットで検索してみたら旧Selectionの紹介記事を見つけました。
。後白�…
そうです、2Fです。「ピーターキャット」ですね。床屋は「ナカ理容室」、大谷さん(知人じゃなくてうちの取締役)ところの2件先。「世界の終わりと」にもでてきますよね。
だから、おそらくこの建物の2Fでやってたんだと思う。>ジャズ喫茶
床屋もだいたい近いと思います。あと大杉さんの友人の彼の家もね(笑)。
村上春樹がやっていたジャズ喫茶もこの近所ですね。作家活動をはじめてからも8年間通っていたという床屋も。