KORG OASYS

RECORDING

KORG OASYS NAMM にあわせて発表されたコルグの何でもマシーン、 KORG OASYS。出音を聴いていないのでなんともいえないんだけど、いろんな音源方式を積んじゃっているんだから、「この楽器特有のサウンド」なんて、もうないと思うんだけど、と複雑な気持ち。

スペックを見た感じでは、ソフトウェアベースで動作するキーボード型コンピュータのよう。というのも、 KORG OASYS 自体はオープンアキテクチャーシンセスシステムというのを採用していて、シンセスソフトウェアを追加していく感じなんだな。標準装備しているシンセスエンジンは、 PCM、アナログモデリング、トーンホイールオルガンモデリング。シンセスエンジンごとに最大発音数も違う。音源部のハードウェアの制約はあっても、シンセスエンジンごとに出音も全く異なってくるということ。もちろん、KORG サウンドというこだわりはあるだろうけど、 KORG OASYS がどういうサウンドのシンセサイザーかは一言ではいえないと思う。

単に PCM といっても、1GB 以上の PCM データを積んでいるベクターシンセスシンセ。サンプラーも搭載していて、音源としてはコルグで人気の音源は全部搭載したという状態。 PCM データも拡張できるし、シンセスエンジン自体も拡張モジュールを発売する予定。ふー。

40GB のハードディスク、 CD-R/RW ドライブを内蔵。USB 2.0 を4ポート。10.4インチのタッチセンス付きカラーモニター(チルドする)。コントローラーもキーボード、ベクター・ジョイスティック、ジョイスティック、リボン・コントローラー、microKONTROL のようなスライダー、ノブ、パッド、スイッチと盛りだくさん。インテリジェンスなアルペジエーターエンジンである KAMA も搭載。16MIDIトラック+16オーディオ・トラック+1マスター・トラックというシーケンサー(単なる16track シーケンサーではない)。ひー。

ハイエンドなミュージックプロダクションのワークステーションなんだろうけど、こういうのって売れるのかなぁ。ハードウェアシンセサイザーメーカーとしてのアプローチは access の Totally Integrated Synthesizer の方が理解しやすい。 KORG Legacy Collection にオーラがあったのも、 MS-20 / Polysix / WAVESTATION という看板があったから。スーパーエリートな没個性マシンを作るのはハードウェアメーカーとして首を絞めているような感じではあるが、そんなことぐらい KORG も「重々承知」だろうから、「今回はハードウェアメーカーとしての究極系を提示してみました」ということなのかな。

ちなみに海外では、76鍵盤モデルが$7999、88鍵盤モデルが$8499で予約を受け付けている。何度も見直したが桁は間違っていない(笑)。

RECORDING
この記事が気に入ったら
フォローしてね!
最新情報をお届けします。
この記事をシェアしてくれると、とても嬉しい😆
いろんな WAVEFORM LAB をフォローしよう!
WAVEFORM LAB

コメント

  1. Korg OASYS

    Korg OASYS
    これはすごいものだすなあ。
    どうやら風のウワサではLinuxを使っているらしい
    専用チップからシンセはついに離れるときがきたのだろうか?
    EXi、EXfはどうもVSTi、VSTeに値するものみたい。
    SDKは公開されるのだろうか?もし公開されるなら2.8Ghzの音楽専用環�…

  2. OASYS

    あれ?昨日タイムアウトでアップできなかったネタが
    いつのまにか入ってる…
    ま、いいか。昨日書いたのが無駄にならなくてなにより。
     
    でね、さっきネットを見ていてびっくりした音ネタ。シンセネタ。
    ついにOASYSが出るんだ。
     
    初めてNAMMショー(英語)に

  3. ことぶ記 より:

    KORG OASYS

    現在開催されているWinter NAMMでOASYSが発表されました。 Vision, innovation and technology converge in one brilliant instrument that sits in a class all its own the amazing new Korg OASYS Open Architecture Synthesis Studio. KORGがOASYSという名前の楽器を…