NI AKOUSTIK PIANO

RECORDING

NI AKOUSTIK PIANO
Native Instruments のピアノ音源、 Native Instruments AKOUSTIK PIANO のデモサウンドがアップされました。

Native Instruments AKOUSTIK PIANO は、 Steinway D、 Bechstein D 280、Boesendorfer 290 Imperial、ビンテージアップライトピアノの Steingraeber 130 を収録している。これらのピアノのサンプル(約6GB)を収録し、コンボリューションリバーブを搭載している。$349、日本では MIDIA が42,000円(オープンプライス)で販売する。予定では今週末より販売開始。

デモサウンドを聴いてみたんだけど、 Native Instruments KONTAKT 系の音というか、どうなんでしょう。デモファイルが mp3 でしか用意されていないのでなんともいえませんが、うーん、ちゃちくないか?

ぶっちゃけ、デモファイルを聴く限り、本物のピアノが鳴っている感じがしないし、機種選定によるものかもしれないけど、 Boesendorfer も迫力ないし Steinway も「?」という感じ。まー、好みの差はあると思いますので、自分でチェックはマストでありますが、 NI Elektrik Piano 同様、値段、サンプルサイズの割に薄い感じ。アップライトの Steingraeber 130 はいい感じかもしれない。アップライトの音源ってあまりないし。

全く好み(しつこい)なんだろうけど、個人的には SYNTHOGY Ivory の方が好み。 YAMAHA のグランドも入ってるし。リバーブが邪魔してるのかなぁ、ソリッドなプリセットを wav でアップして欲しいぞ。ピアノは Ensoniq MR-Rack + シェアウェアのリバーブの Piano Body をセットで使っているんだけど、そろそろ1つ欲しい感じ。

ちなみに、MR-Rack のピアノを使う時に思ったんだけど、リバーブで(部屋の残響ではなく)ピアノのボディの鳴りを足してやることで、結構リアルになる。あとは EQ で CD でよく聴くピアノ風に調整すればオーケー。ただ、ピアノでメロディを弾くと辛い。本物のピアノのバラバラさと荒さが必要。ピアノ音源も出そろった感があるので選んでもいい頃かも。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. N@ より:

    やっぱりあれ、KONTAKTエンジンが薄いんですよ。 BATTERY も KONTAKT エンジンになってから音が変わっちゃったもの。サンプルは変化していないのにサウンドエンジンで音を変えるのは勘弁して欲しい。

  2. 若旦那 より:

    同じく(´ヘ`;)
    なんかちゃちな音ですね。
    もうちょっと重みのある厚い音にできないんでしょうかねぇ。
    TheGrandの時のデモはすっげ〜〜!!って気がしたんだけどなぁ……。
    もしかしてデモのMP3がしょぼいだけなのかもしんない。どっかで店頭デモしてないだろか。

  3. r.yamaki より:

    俺も同じ印象。どうもKONTAKT(というかNI?)のエンジンの音は全体的にそんな感じな気がする。
    同じサンプルでもKONTAKTで読み込むと薄い。
    最近あらためてPro53やB4の音を聴いてみると、同じ印象を受けたので、
    それがNIの特徴だとは思うので、好きな人はいると思うんだけど、、、。
    俺もIvoryのほうが好みかなー。
    といいつつ使ってるのはNordElectro2だったり。

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