Mac OS X Leopard:Finder

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Mac OS X LeopardAmazon)ですが、どうも違和感があります。 AirMac が切れやすい(DNS が引けなくなる)のはバグなんでしょうが、困っているのは Finder の挙動が変わってしまったことです。

Leopard から、Finder のファイル・フォルダのハイライトのポリシーが変わりました。ファイルAを実行した結果、ファイルBが生成された場合、Leopard はファイルAからファイルBにハイライトを変更します。分からないですね(笑)。

例えば、zip ファイル「A.zip」を選択、それをダブルクリックで実行すると選択されているファイルが「A.zip」から、解凍してできた「A.txt」に移る訳です。これは不便です。

ダウンロードしてきた大量の zip ファイルを選択、解凍するとファイルの選択状態が解除されてしまいます。なので、解凍後の zip ファイルを削除する時、ひとつひとつ選択していかないとならない。これは、Cover Flow が搭載された時に「生成されたファイルにフォーカスを移して内容のプレビューを表示する」という方向に引っ張られた結果だと思います。

また新しい Finder はファイルの変更内容をテンポよく反映するようになりました。ファイル名の変更結果やハードディスクの使用状況などですね。特に表示オプションで表示されるハードディスクの空き状況などは Tiger では変更内容が全くといっていいほど反映されませんでした(苦笑)。

しかし、現状は日本語環境でこれまた困った状態になってます。ことえりを使用したファイル名の変更ですが、ことえりの候補を確定するリターンキーを押したタイミングでファイル名が勝手に確定されてしまいます。で、変更反映が速いので、リスト表示にしていると新しいファイル名でソートされて、名称変更中のファイルがどっかに消えちゃう(あるべき場所に行っちゃう)んです。

まぁ、ことえりの変換確定はファイル名の決定ではない、というタイミングを修正すればいいだけでしょうが(こういうバグは最近多いなぁ)、1年以上の時間をかけて満を持して登場した OS としては悲しいものです。というか、Mac OS X って毎回 Finder を根底から書き直している感じがしますね。

—-
追記:

  • ファイルのフォーカスの件はコメントにあるアーカイブユーティリティの環境設定で解決します。
  • カラム表示のファイルプレビューは使いにくくなりましたね。ムービーやオーディオの場合、再生スライダが出てこないので最初から再生しなければなりません。大量にあるオーディオサンプルのプレビューとかやりにくくなった。
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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. すぎ より:

    なるほど>アーカイブユーティリティ
    /System/Library/CoreServices/アーカイブユーティリティ.app

  2. r.yamaki より:

    解凍して云々は、うちも同じくそうなってます。
    しかも、リスト表示で、フィルダの階層を矢印で表示させてた場合に、
    アーカイブをダブルクリックして解凍させると、
    ウインドウも開かれちゃうぞ。
    って事で、「アーカイブユーティリティ」の環境設定に、項目があったので、
    「展開された項目をFinderに表示」のチェックをはずすと、
    Tigerまでと同じ挙動に。
    解決かな。

  3. すぎ より:

    ちなみにファイル名をクリック選択すると拡張子を除いたファイル名が選択されるようになりました。これはファイル名の変更には便利な仕様ですが、HTML などファイル名を全体でコピーしたい場合には面倒。

  4. すぎ より:

    > 個々の環境の違いではないでしょうか?
    アイコン、カラム、リスト、Cover Flow のすべての表示でアーカイブファイルを解凍すると生成されたファイルが選択された状態になります。
    確認方法:
    1. 任意のファイルを圧縮
    2. 作成されたファイルを選択、ダブルクリック
    3. 解凍されたファイルに選択状態が移ります
    http://my.reset.jp/~gds/nat/apple/findertest.jpg

  5. Rydeen より:

    同一の事象かどうかわかりませんが、
    ワタシのところでもAirMacが不安定になりました。
    なんかあるんですかね。

  6. K2 より:

    >例えば、zip ファイル「A.zip」を選択、それをダブルクリックで実行すると選択されているファイルが「A.zip」から、解凍してできた「A.txt」に移る
    上記のようなことは一度も起きておりません。今一度試しましたがファイルの選択状態が解除されるようなことはありません。またAirMac が切れやすいということもありません。個々の環境の違いではないでしょうか?

  7. けんご より:

    DNS の問題ですが、
    IPv6 の設定をオフにするとよい、
    とどこかで目にしたような気がします。
    私は Tiger 使用中なので確認していませんが…。
    (既知であればすいません)

  8. 大杉信雄 より:

    >なので、解凍後の zip ファイルを削除する時
    直接的な解決方法ではないけど、アーカイブユーティリティの設定で「解凍後、アーカイブをゴミ箱にいれる」にしておくとよろしいですね。
    ところでAirMacが切れやすい、というのは体験したことがないですね。iPod touchの時間がくるうこととあわせて、なにかへんな磁場でもあるのか!?(杉山さんの環境)

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