新しい MacBook

COMPUTER

MacBook2015_01

Apple Spring Forward Event で発表された新製品。価格以外は新しい情報がそんなになかった Apple Watch より話題をさらったのはやはり、新しい MacBook じゃないでしょうか。

個人的にはビンビン来てます。音楽制作用途に各種外部入出力ポートを最低限確保した MacBook Pro を選んでいるので MacBook Air を持っていないんですが、やはり持ち歩くには薄くて軽いノートブックが欲しい。MacBook Air に Retina ディスプレイの搭載を待ってた派&11インチじゃ小さいかなと思っていた派(老眼>小ささ)なので、13.1mm × 920g × 12インチ はど真ん中。なんの問題もありません(値段は中途半端に高いけど)。

極小のロジックボード、新開発のトラックパッド、シート状に敷き詰めたバッテリー、極薄のディスプレイ、新機構のキーボード、たった1つの USB-C ポートなど、どれもが驚愕のネタなんですが、いまさら特徴は説明するまでもないでしょう。

USB-C ポートが1つで充電しながら iPhone 給電が出来ないなんて話がありますが、基本アダプタを持ち歩く運用をするでしょうから、まぁ、取り立てて問題にはならない。ポートが欲しいなら MacBook Air が今の所存命しているんだし。

ここではあまり語られないこと、気になって自分で調べた部分に目を向けてみましょう。

  • 重さ 920g は MacBook Air 11インチの 1.08Kg より軽い。軽さを狙うならコレしかない。
  • 1.1GHz / 1.2GHz / 1.3GHzデュアルコア Intel Core Mプロセッサ搭載だが、これは遅い方が Core M-5Y70、速い方が Core M-5Y71 か(この差は大きい)。とすると Core i5 程度の性能。スペック的に 2012年頃の Core i5 3210M を搭載していた MacBook Pro 2.5GHz より少し速いくらい。CPU はオプションで 1.3GHz を選ぶが吉。個人的に一番遅いやつは選ばないと思う。
  • ディスプレイは Retina になり、2,304 x 1,440ピクセル(スケーリングで最高 1,440 x 900 )。MBA 11インチの 1,366 x 768ピクセル と比較して若干表示領域が小さい。MacBook Pro 13インチの Retina が 2,560 x 1,600ピクセルといったところ。
  • 価格は最安構成が 148,800円(税別)、1.2GHz 構成が 184,800円(税別)と随分開きが。
  • おそらくベストチョイスの USB-C VGA Multiportアダプタ(VGAアダプタとUSBのセット)は¥9,500(税別)。

こればかりは触ってみないと分からないのが新型キーボード。MacBook 系のカチャカチャいうキーボードは特に好きでもないので変わってくれて構わない。特にキーがふらつくのも事実だったから。かといって使っていて疲れるようなキーボードは論外だけど。

スピードはベンチマーク的世界もあるけど、サクッと最安構成を選ぶのもあり、とも思う。野外で使っていて「遅い!」ということはないだろうし。iPad の延長と思えば(iPad は使わなくなるだろう)。実際、MacBook 2009 Mid を SSD に換装して使っているけど遅い感じはしていない。もうそういう世界なんだろう。

やはり値段を気にするなら性能が向上してお買い得になった MacBook Air がいいだろう。MacBook Air 13インチは 11インチに比較して倍のスピードの SSD を搭載している という。値段を合わせにいくと、オプションで 2.2GHz Core i7 プロセッサ、8GB RAM 、512GB SSD にアップグレードして¥189,800(税別)といったところだ。256GB SSD なら¥153,800(税別)とかなりお買い得。

MacBook がやたらに高い機種とは思わないが、一方でポート・性能が充実している MacBook Air が安く買えてしまうのも現実。まぁ、実機みたら「スゲー!これしかない!」って思うんだろうけど。賢明なのは、MacBook の2世代目を狙うことだ。おそらく価格もこなれてくるだろう。待てるかどうか。

新しい MacBook を見て思うのが、Apple 最大の特徴はデザインというより、ハードウェア設計技術と金属加工技術なんだろうなと思う。デザイナーがデザインした形状そのまま製品に出せるメーカーは少ないし、その意味で ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー に書いてあった通り、ユニボディ技術をモノにしたのがエポックメイキングだったんだと思う。MacBook の部品点数は異常なまでに少ないし、ユニボディに相当する製造施設を持っていないと他社は絶対に追随出来ない。また、金属の強度向上や表面加工技術は製造を外注しているパソコンメーカーには手に入らないものなんだろう。

それにしても大昔、「アメリカでは車通勤だから軽いノートブックパソコンなんて一生待ってても出ないよ」なんて言われていた時代がありました。PowerBook 2400 の頃なんだけど、ライフスタイルはどんどん変わるんですね。久しぶりに Mac の新製品が待ち遠しいです。

コメント