Forest in Salzburg / April 30, 2017
KORG Gadget のピアノモジュール、Salzburg はよく出来ている。ピアノの音もしっとりしていて実に良い。ならばピアノだけの曲を作ってみよう、と。着想後は比較的短時間で完成した。
この楽曲は、Salzburg 9トラック、9パートのピアノで構成されている。デフォルトの Salzburg モジュールのピアノを使っている。テンポトーンとなるピアノ、メインシーケンスのピアノ、メインのピアノ、といろいろ突っ込んでいるが、うるさくならないようにした。MASCHINE で作るなら Kontakt の The Giant なんて使うんだろうけど。
モーツアルトが生まれ育った美しい街、ザルツブルク(Salzburg)に Forest クラスの森があるのかは知らないが、某マンガの森のピアノよろしく、深く迷い込めるが怖くない感じをイメージした(Allihoopa のコメントでは森はあるようだ)。
いつか、この楽曲を1人で演奏できるように編曲しようと思っている。
プロジェクトデータのダウンロード
プロジェクトデータは BOOTH – WAVEFORM LAB STORE で公開しています。ストアだけど、コラボレーション・リミックス用は無料でダウンロードできます。
ピアノを差し替えた Dream Edit
2020年5月にピアノを KORG Salzburg 、Native Instruments NOIRE、Synthogy Ivory に差し替えたバージョンを制作した。
楽曲の紹介について
かつて Allihoopa という DAW のネイティブ・ソングファイルを相互に交換できる音楽制作コミュニティがあった。例えば KORG Gadget のような「箱庭型 DAW(外部プラグインを使わない、ソングデータさえあれば楽曲をそっくり再現できる DAW)」のデータを楽曲とともにアップロードすると、その楽曲データファイルを使って、海外の誰かがリミックスしてくれたりする。これが本当に強烈に面白かった。
自分も他の人の曲のリミックスやアイデアを発展させた楽曲を作ったし、そういう「自分の楽曲がリミックスされる」ことで生まれた絆・人間の関係性って、「いいね!」をクリックするだけの関係とは全く違うものになるんだ。
現在は SoundCloud や BandLab を使っているけど、どちらも最終ミックスのサウンドデータしか扱えない。ので、オリジナルのソングデータも含めて提供する曲紹介コーナーを作ってみた。Digital Performer など、箱庭型 DAW でないソフトウェアで作ったものはプロジェクトファイルは提供しないものある。
楽曲データは自由にダウンロード、改変してもらって構わない。スクラッチから作っているので著作権上も問題ない(楽曲は Creative Commons Attribution 4.0 International )。どんなリミックスでも構わない。お願い事項が1点、リミックスしたら、ぜひ教えて欲しい。このエントリーのコメントでも Twitter でも SoundCloud のコメントでもオーケーだ。
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There used to be a music production community called Allihoopa where native DAW song files could be exchanged. For example, if you uploaded data from a “Hakoniwa-DAW” like KORG Gadget (a DAW that does not require external plug-ins and can reproduce a song exactly as it was written as long as the song data is available) along with a song, someone overseas would remix the song using that song data file. This was really intensely interesting.
I also made remixes of other people’s songs and developed ideas for my own songs, and the bonds and human relationships that were created through such “remixes of my songs” were totally different from a relationship based on just clicking “Like! is something completely different from just clicking “like” on a song.
Currently, I use SoundCloud and BandLab, both of which can only handle the sound data of the final mix. So, I have created a song introduction section that includes the original song data, but does not provide project files for songs created with Digital Performer or other non-boxical DAW software.
You are free to download and modify the song data. The music is made from scratch, so there are no copyright issues (music is under Creative Commons Attribution 4.0 International). Any remix is fine. One thing I would like to ask is that you let us know if you remix the music. You can do it in the comments of this entry, on Twitter, or on SoundCloud.
Thanks.
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