まだひっぱるかという感じだが、今年の Macworld SF で発表された商品群、実に魅力的だ。単純に「欲しい」と思うものが多い。毎年、「これは自分には関係なかったな」という商品がいくつもあるのだが、今年は Final Cut Express HD ぐらいだ。今日はソフト編。
- iLife ’05
まず、日本のアップル、早く製品紹介ページを翻訳しろよ、リンク貼れないじゃん(苦笑)。去年は「iLife はもともとフリーで提供していたソフトを集めただけじゃん」と思っていたが、今年は「欲しい」。iPhoto 5 はグレート。非圧縮RAWフォーマットのサポートや速度のアップは EOS Kiss Digital のデータでも使ってみようかという気にさせる。また、データの検索が向上していたり、 iTunes のようなスマートアルバム、カレンダ−による画像選択も素晴らしい。画像の取り込みから、選択した画像を「かっこよく」人に見せるところまで iPhoto だけでオーケー。これは使いたい。使ってみたい。
iTunes はフリーで配布しているし、 iTunes Music Store は使えない。久しくメジャーアップデートしていないので除外しても、これに HD が扱えて「パーソナルな映像ライブラリにもまだまだ本気?」と思わせる iMoive HD 、iDVD 5、楽譜も表示できるようになった(あと必見のカッコいいチューナーもついてる) Garageband がついて税込み¥8,190だ。これは凄い。実はいまだに Garageband を使ったことがないんだが、 Apple Loops を作る機能もついたので使ってみたい気がしている。
- 「僕働く」とも読める名前に抵抗があるが、iWork だって欲しい。会社でも Mac で業務をしている僕としては「仕事するなら Microsoft Office さ。 Apple の業務スイートなんて使えないよ。」というところ。だが、家に仕事を持ち帰らないので、自宅のマシンには Office は入れていない。 AppleWokrs はかったるくて使えない(なんといってもディスコンの香りがプンプンする)。最近、「ちょいとかっこいいレイアウトでペーパー作って」という家族の要望も増えてきた。この時にアプリがないのである(驚くなかれテキストエディットで作っている。画像を入れるとファイルがでかいでかい)。
だから今すぐ Pages が使いたいのだ。アウトプットのデザイン重視で、しばらくはディスコンの心配なく安心して、「家庭」で使えるこのソフトには期待してしまう。「拝啓 時下ますます」なんて業務ペーパーを書くなら Microsoft Word だ。マインドがビジネスモードになれる。逆に Pages で謝罪ペーパなんて書けるものか。 Microsoft Word も Apple iWork Pages もある Mac OS X って、すごく恵まれてる。サンキューアメーリカ。
- そして、Mac OS X Tiger だ。いずれ我々が向かう場所であり、「 Mac はクールだ」と日々使っているシーンで満足度を醸し出すオペレーティングシステムだ。残念ながら隠し球はなかったので、おそらくこのままの機能で出荷されるんだろう。レコーディングシステムとしては、勝手にバックグラウンドでインデクシングプロセスが走って、ディスクを操作しまうところに大きな不安を感じるが、まぁ、ここらへんは回避法が出るんだろう。 Spotlight も楽しみだ。操作系のデザインも一層クールになる。実にグレートだ。
さてこれらのソフト、 Mac を教育機関に導入する上でも大切なソフト群だと思う。また Windows ユーザが Mac mini を(間違って)買っちゃう場合にも、「買った時点でひととおり揃ってる」というのは大切。1社でこれだけの製品を開発しているんだから、「 Apple は iPod だ」なんていいながら Mac にも「結構力入れてるじゃん」という感じだ。
コメント
咳はそうだね。ヅラはホントか?ストリーミングを再確認だ(笑)。
噂系サイトが「フィル・ヅラー」と報じたら笑ってしまうな。
あと、フィル・シラーがますますデブってきて、何言ってるか分からない小学生みたいなしゃべりになってる。これでも副社長。ヅラ疑惑あり。
本当に、ソフトウェアの発表が楽しかったですよね。
Windowsばかりの会社で、一人OSX使ってやろうかと思ってしまいました。
iPod ShuffleもMac miniも良かったし、隠し球はなかったものの、今年のmac worldはとても楽しめました。
変な咳もだいぶ減って、スティーブ・ジョブズが元気になって良かった。