Apple iMac 27-inch Mid 2011

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Apple iMac 27-inch Mid 2011
この半年ばかりめちゃめちゃに忙しかったので音楽制作から遠ざかってましたが、「またやりたいな」という気分になり、いろいろいじりだしたのが数ヶ月前。音楽制作マシンとしてメインで使ってきた PowerMac G5 2.5G Dual も気がつけば 7年前の機種。最新のソフトウェアが PowerPC サポートをやめたりしているので、買い替え時です。

しかしながら最近の Apple、デスクトップの Pro ラインが大味。ラインナップの更新も少なく、コア数を増やせば性能(と値段)があがるだろう、という構成。 CPU や内部バスをチクチクとアップしていった昔が懐かしい。で、問題は値段。

そこそこのマシンを用意するとなると、8-Core で¥328,800。イマドキ、趣味のパソコンに30万円オーバーは理解が得られにくい。また次のアップデートでは最低ラインが 8-Core になる可能性もありリスクが高い。2.4GHz というのも今となっては中途半端。一方、iMac の最速マシン、3.4GHz 4-Core Intel Core i7 が20万円を切る時代。困ったもんです。しかし、PowerMac G5 が7年たった今でもそこそこ速いのはマシンの作りの良さゆえ。拡張性を考えれば Pro ラインの方が安心。しかし値段がー、うーん。とループ。

テレビを観ていたら、細野晴臣が iMac を使って作業してた。「あー、もう、いいや。iMac で。うん。」と iMac に決定。あとはタイミング。 iMac は5月にアップデートされたばかり。ボーナスが出てから、と思ってたら今年は査定後支給が1ヶ月ずれこんで7月に。なんてしている間に OS X Lion が出ちゃった。

OS X Lion はご存知の通り、Rosetta をサポートしない。すると、昔買ったソフトウェアが動作しないばかりでなく、インストーラーが PowerPC アプリのものはインストールすら出来ない。いかんぞ、ピンチ!

Apple iMac 27-inch Mid 2011
自分はカスタマイズマシンを狙っているので、 Apple Store での購入に。「ヤバい。急げ!」ということで、つい先日に買った訳です。結果、届いたのは残念なことに Lion マシン(涙)。音楽環境の構築の長い旅に出るのでした

さて、購入したマシンは 27インチの iMac 。¥178,800 の構成を Apple Store でカスタマイズ、¥272,245 に。17万強のマシンにプラス10万円つっこむところが「これでいいのか? MBA が3台買えるぞ」なんて自信が揺らぐ構成に(笑)。

スペックは、
3.4GHzクアッドコアIntel Core i7(+¥19,000)
8GB 1,333MHZ DDR3 SDRAM(+¥18,480)
1TBシリアルATAドライブ + 256GBソリッドステートドライブ(+¥55,965)
Apple Keyboard (テンキー付き – US) + 製品マニュアル

という具合にカスタマイズ。 CPU は可能な限り速く、メモリはそこそこ( Apple Store のメモリは高い)、メインを 256GB SSD で高速化、音源サンプルなどは 1TB HD に、音楽ソフトでテンキーはマスト。また USB 端子が手元にも欲しいので Apple Wireless Keyboard はナシ。

一応、これで Mac Benchmarks によると、Intel Xeon W5590 3.33 GHz (4 cores) より速いですよ。MacBook Pro のどもモデルよりもね(ニヤリ)。

実機はまぁ、来てみてビックリな大きさですよ、27 インチ。机に置けるかヒヤヒヤしました。でもね、慣れるとリビングの 20インチが小さく見えちゃう。不思議なもんです。

SSD + HD という構成にカスタマイズすると、システムを SSD にインストールして出荷してくれるんだけど、この SSD の威力は凄い。ジャーンと起動してリンゴマークが出てから7秒で起動しちゃう(!)。驚きの速さ。システムがスワップメモリを使った時のことも考えて、アプリケーション数をおさえたり、音楽のサンプルデータから iTunes や iPhoto のライブラリまでハードディスクに退避しているんだけど、Synthogy Ivory Grand Pianos II は起動を爆速にしたいので 82GB のピアノサンプルは SSD に置きました。もう速い速い(嬉し泣き)。

で、音楽ソフトの導入は最新版にアップグレードしたりと、インストール先が OS X Lion でうまくいかなかったりと、大変な思いをするんだけど、こちらは情報がまとまり次第、エントリーします。あ、あと FireWire 800/400 の変換コネクタは買っておいた方がいいかもです。これ忘れがちです。



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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. おが より:

    AppleStoreでカスタマイズするとこの価格になっちゃうよねぇ。RAMは1/3で買えるしHDDだって安い。でも、AppleCareのこと考えると純正品でそろえたいもんね。
    私もPowerMac G5をどうするか考え中。だって、MacBook Pro 13で十分なんだもん。

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