MacOS X Lion(4) Lion の新規インストール

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Mac OS X Lion
新しい iMac を買ったのですが(なぜ iMac にしたかのくだりは別途)、音楽制作関連ソフトウェアの導入で苦戦しました。もともと2台の Mac の情報を引き継いだからか、アクセス権からみでエラーが続発。仕方なく新規インストールしました。

OS X Lion は Mac App Store でのダウンロード販売のみになっています。 App Store から購入した人はメディアがなく、「再インストールの時、どうするんだろう」と不安かもしれません。

では、OS X Lion が搭載された Mac を購入した人はどうでしょうか。なんと、ディスクが一枚も付属しておらず、これまた不安になります。 OS X Lion どころか、プレインストールされている iLife 系アプリケーション、 iMovie / iPhoto / iTunes / GarageBand のインストールディスクすらついていません。再インストールの時、どうするんでしょうか。

OS X Lion のクリーンインストールはどうすればいいのでしょうか。一部、「メディアに焼いて」なんて説もありますが、そんな必要ありません。 OS X Lion をインストールしたマシンには Recovery HD というエリアが用意されています。 Mac の起動時に Option キーを押しっぱなしで起動させると、画面に通常のディスクのほかに、 Recovery HD というディスクが現れます。これで起動する訳です。

Recovery HD で起動すると、Mac OS X ユーティリティ が起動します。これで「 Mac OS X を再インストール」を選べばオッケーです。このユーティリティでは、Time Machine バックアップからの復元、ディスクユーティリティ、ヘルプ情報をオンラインで取得の4つの機能を提供します。

OS X Lion のインストーラーもそうですが、必要なものは随時ネットワーク経由で取得しているように見えます。おそらくネットワークに接続していないマシンでは起動する最低限のもので構成されるんじゃないでしょうか。

ちなみに Recovery HD からインストールした OS X Lion には iLife 系アプリケーションはインストールされません。これらは Mac App Store から入手する ようになっています。Mac App Store の「購入済み」をクリックすると、iPhoto や GarageBand などの iLife アプリケーションがダウンロードできるようになっているはずです。

iPhone のアプリだけでなく、大半のものはネットワーク上に置いて、必要な際に取得するというクラウド的な感じになってきているんでしょうね。ちなみに Mac ユーザだと馴染みのない Recovery HD 方式、 Windows では前からポピュラー。ノートパソコンで容量がキツカツの運用をしていると厳しいかもね。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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