Teenage Engineering Pocket Operator の新モデルが出た。音声マイク経由で音色のデータ転送機能を備えた前モデル PO-32 tonic の基本機能とドラムサウンドをベースとした、サンプラー PO-33 K.O! とボイスチェンジャー PO-35 Speak モデルだ。この最新3モデルを「メタル・シリーズ」と呼んでいる。
ボイスチェンジャーを搭載した PO-35 speak
吟味した上で欲しいモデルから紹介する。ボイスチェンジャーを搭載した PO-35 speak。これは紹介ビデオを観ると分かりやすい(Bass Drop! かわいい)。
マイク(またはライン)でサンプリングしたボイスを8種類のボイスキャラクターで再生することができる(エフェクトは8種類、エフェクトの半分がボイスチェンジャーという構成)。サンプリングは120秒。サンプリングしたサウンドはメロディックにピッチを変えて演奏したり、ワンショットとしてドラムサウンドに使うことができる。かなり面白い。
サンプラーモデルの PO-33 K.O!
PO-33 K.O! は40秒のサンプリングが可能なサンプラーモデル。メロディ/ドラムと各8のスロットに音色を保存できる。4ボイスポリ。16種類のエフェクトも使用可能だ。トニックベースのドラムサウンドにあわせてサンプルプレイが可能。
各モデルの機能を比較する
Pocket Operator シリーズ、ずいぶん機種が出たよね。今となっては何がなんだか分からなくなってきたので、整理がてら頑張って比較表を作りましたよ。ブックマークしておいてね。
スペック表やマニュアルを確認しても一部分からないところがあるけど、各モデルの特徴はわかると思います。
個人的には PO-35 speak が楽しみ
サンプラーとボイスチェンジャーの何が違うんだ、ということだけど、遊ぶシーンを考えるとボイスチェンジャーの方が楽しいかな、と思っている。15スロットにそれぞれのサンプリングができるから、ボイス以外に普通のフレーズサンプルを入れても良さそうだ。
本当は tonicドラム、コードシンセサイザー、ボイスチェンジャー&サンプラーの構成があればいいんだけど、それじゃぁ、電卓にはオーバースペック。とりあえず、PO-35 speak を予約しようかな、と思っている。
正直、電卓型のシーケンサーの操作には慣れが必要。基本操作を Pocket Operator 使い方講座:シーケンスパターンを作ってみよう にまとめているのでチェックして下さい(このページへのアクセス、多いんですよね、書いたかいがあります)。
コメント
あの「ベースドロップ!」というボイスはプリセットに入っているみたいですね!