KORG Gadget のインストゥルメントガジェットに Lisbon というガジェットがある。ルックスは VR ゴーグルみたいで分かったような分からないような解説がついている。
これが使ってみたら非常に良かった!ハードウェアシンセサイザーの再現ガジェットではない分、発想というか自由度が良い意味でソフトシンセな作り。音も派手でいい。プリセットもバラエティに富んでいる。確かに即戦力なサウンド満載だ。
インターフェイスも面白い。chord モードを選択すると 7つのパッドが表示される。各パッドにはプルダウンで指定するコードに対応した展開コードバリエーションがアサインされており、パッドを叩くだけで曲のアイデアも練れるし、コードがそのまま入力されるのでキーボードが手元にない時にも入力・編集に便利だ。画面の文字はちょっと小さくてこの歳だときついけど。
あまりに面白いのでデモソングを作ってみた。トラックは 12の Lisbon と 1つの Tokyo で構成。全部 Lisbon で作ろうと思ったけど、さすがにドラム的な音色を作るのが大変なのでドラムとスネアで Tokyo を1台で使用。入力も全くキーボードを使わず、コードも Lisbon のコードパッドで作ってます。各トラックはほとんどプリセット。演奏データも基本コードを横展開しているだけで実にシンプル。
3分くらいの楽曲なので BGM がてら聴いてみてください。SoundCloud や Allihoopa でコメントもらえれば嬉しいです(もちろんこのブログでもいいけど)。プロジェクトファイルもアップしました ので参考にして下さいな。自分 MIX とか歓迎です。
iMac で作りましたが、MacBook だとちょっと負荷が辛いですね。バッファを大きくしないと音が途切れます。MacBook Pro が欲しくなってきました。
YouTube にムービーもアップしましたが、構成は SoundCloud / Allihoopa の方が短くてオススメです。
—- Update
Ableton Live に移植し、Push 2 で演奏してみました。
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