
PlayStation 5 のゲーム、Sword of the Sea について。長く多くのゲームをプレイしてきたけど、心に残ったゲームを5つ挙げるとするなら、風の旅ビト(Journey) が間違いなく入る。ダウンロード販売のみでリリースされたこのゲームは、詩的で美しく、心に残るゲームだった。
この「風の旅ビト」の開発者が作ったゲーム、Sword of the Sea をプレイしてみたので、その話。
開発会社 Giant Squid

この Sword of the Sea をプレイしたのは、「風の旅ビトの製作陣が開発したゲーム」というのがきっかけであるし、スクリーンデザインからも共通した世界観を期待したからだ。なので、開発会社についても触れておく必要がある。
Sword of the Sea の開発会社は Giant Squid。カリフォルニア州のインディペンデント・ディベロッパーで、thatgamecompany で Flower> と 風の旅ビト(Journey) でアートディレクターを担当していた Matt Nava が 2013年に設立した会社だ。
thatgamecompany はその後、「Sky – 星を紡ぐ子どもたち」を開発するのだが、風の旅ビトのリリース当時、資金問題で社員が退社しており、Giant Squid もちょうど同時期に設立されている。

Sword of the Sea は、Abzû、The Pathless に続く Giant Squid の3作目となる作品だ。
Sword of the Sea
『ABZÛ』『The Pathless』『風ノ旅ビト』のクリエイターが贈る、素晴らしい世界をサーフィンしよう。
『Sword of the Sea』で失われた海を取り戻す壮大な旅へ。華麗な砂の波と輝く海をサーフィンしよう。
『ABZÛ』『The Pathless』『風ノ旅ビト』の気鋭アーティストが贈る『Sword of the Sea』は、スケートボードやスノーボードにインスパイアされたホバーソードが高速で走り回る、独自の世界観を持つサーフィンアドベンチャー。
有名インディーズチームのGiant Squidが開発した『Sword of the Sea』では、クリエイティブディレクターのMatt Nava氏によるユニークな芸術デザインと、Austin Wintory氏が作曲した美しい音楽を楽しめる。
風の旅ビトを彷彿させるアートワーク・ゲームの操作性で、チュートリアルや解説は極小に抑えられ、コントローラーでの操作も非常にシンプルだ。一応の進行コースはあるものの、パズルを解くことで次に進めるマップは自由度が高い。
美しい世界をスケートボード・スノーボードのようなトリックを決めながら疾走する「爽快感」が気持ちいい。4時間ほどで1周をクリアできるのサイズだが、各所にあるアイテムや隠しコースがあるので、やり込み要素もある。
Sword of the Sea の音楽も素晴らしい。作曲家の Austin Wintory(風の旅ビトの音楽も手がける)は本作で Best Score Soundtrack For Video Games And Other Interactive Media グラミー賞を受賞している。ぜひヘッドフォンして大きなテレビ画面でプレイすることをお勧めする。
「探究と生と死」をテーマとした風の旅ビトを超える作品ではないが、難解なルールやアイテムの組み合わせ・大袈裟なムービーシーン・声優の絶叫がなく、ただただひたすらにコースとトリックに集中してプレイするのも素晴らしい体験だ。
ぜひプレイしてみてください。


コメント