Brian Bromberg の新作、Bass Ackwards。今回もキングレコードから(渋い)。これからの時期、暑くなりそうですが、夏にはロック。ヘヴィな音が一番。ベーシストのソロにしてはなかなかロックしていて、ヘヴィなギターのリフにアコースティックなギターが添えられていて、バリバリに弾きまくるギターがリードというインストアルバムなのですが、「ベースのプレイはどうなんだ?」とベースを聴き込む必要は全くなし。ちゃんと取説(笑)に書いてある。
「このアルバムにはギターは一切使われていません。」
そう、すべてがベースギターでプレイされている。ドラムとキーボード以外は全部ベース。リードをとっているのはピッコロベース。ピッコロベースといえばスタクラも「ペコペコ」と弾いていましたが、こっちはバリバリにディストーションをかけ、タッピングまで披露。また、スラッピングも実に忙しい。とんでもないスピードのスラップ。アップライト中心の Brian Bromberg しか知らなかったので、「スゲェ、このオヤジ、やるな!」という感じ。
また、馬鹿テク披露ソングではなく、楽曲がロックにまとまっているのもポイント。長くつき合えそう。この夏、音量を大きめにして楽しみたいところ。「ベース好き」は買って損がない一枚。Brombo! / JB Project を関心空間で紹介したのが去年の5月。ちょうど一年前くらい。キングレコードでは何枚か企画があるみたいなので要チェック!
※ 有楽町のガード下の HMV で試聴できます。
コメント
そうそう、この CD、CCDB で楽曲名を引けなかった(笑)。
滅多にないよね、こんなこと。