先日、Battery 2 を導入した続き。mMM によると update 2.1 が出ているとのこと。 Native Instruments 製品はアップデートが結構こまめに出る(バグ修正も多いし、機能の後乗せが多い)。今回はただのバグ修正ではなく、かなりの内容になっているとか。
Update Note によると、各種機能のエンハンスに加え、DFD – “Direct from Disk” streaming with additional extension や追加のキットがある。追加キットは楽器ごとにまとめられているキットということで、便利そう。
早速、アップデートしてみようとダウンロードに行くと、「ログインしろ」と書いてある。 NI のアカウントでログインすると、「商品がレジストされていないぞ」となる。「あー、そうか」とついついレジストしてしまう。なるほど、アップデートを寸差で出すのは、製品のレジストレーションをさせたい訳ね。そういえば、 Battery 1 の時もほどなく「レジストユーザへの追加キットのプレゼント」とかあったなぁ。 NI Battery 2 を導入のエントリーにも書いたけど、今回からインストールできるマシン数が限られるので、とりあえずまだレジストしてなかったのだ。うまいなぁ。
さて、今回のアップデート、DFD (いわゆるディスクストリーミング)はインストールなし。 MachFive のディスクストリーミングもキーボードプレイ以外の時は使用しないし、 Battery が負荷をかけるほどサンプルを再生しまくることはないし。サイズの大きいキットの読み込みには Preview Kit などが用意されているので問題なし。ディスクストリーミングの場合、サンプルの読み込みタイミングずれ(再生したことのあるサンプルと未再生のサンプルで発音タイミングが狂う)が心理的に嫌。
All Kit はグッド。以下のキットが追加される。BD ×2、Clap、Cymbals ×3、HH ×2、 SN ×3、 Toms ×2と、合計13のキットが用意されている。これは大変便利だ。これは商品に最初から収録させるべきだよな。
まぁ、こんなところです。今週は全くフリーの時間がなかったので、しばらくは既存キットを Battery 2 用に作り直す作業(キット数をだいぶ減らせる)ですね。そうそう、 Battery 1 と 2 を比較すると、だいぶ 2 の方が重いです。一回立ち上がるとそうでもないんだけど、起動するのに結構な時間がかかります。 Power Book G4 667MHz だと、 Battery 1 が2秒で起動するのに、 Battery 2 は18秒かかります。Power Mac G5 だとどちらも一瞬で立ち上がったり。なんかおかしいのかな。
コメント
そうなんですよ、結構起動が遅い。 Battery を数枚立ち上げるには微妙。
あと、キットによってはメモリが多めに必要かも。この場合はディスク
ストリーミングが有効かもしれませんね。
TBどうもです。なるほどなるほど、DFDは字面の印象ほど理想的な機能でもないのでしょうか。以前、どこかで「ドラムにだけはストリーミングはちょっと」みたいな話を見かけたことがあって、僕も期待する反面懐疑的でもありました。とまれ、1より2の方が目に見えて重い(G5だと関係ないんでしょうが)のは盲点でした。G4マシンは全般的にもうついて行けなくなりつつあるようですね。