CreamWare Launches New Line of Classic Synth Recreations(Harmony Central )経由のネタ。 CreamWare がビンテージシンセサイザーをシミュレートした Box + ソフトウェアコンビによる Profit-5 ASB / Minimax ASB を発表しています。
ハードウェアシンセサイザーメーカーがコンピュータベースの音楽制作環境での使用に最適化した商品がいくつかでています。Access の Total Integration Line (欲しいよね)なんかが最右翼なんですが、ハードウェアにより安定した音源、メーカー独自色で色づけされたアウトプット品質、操作のためのインターフェイスなんかを用意して、 DAW といっしょに使うというのが特徴です。
正直、 CreamWare は楽器メーカーだとは思っていないんですが、専用ハードウエアにより Minimoog と Prophet 5 の操作性と音をシミュレートするセットボックスがでてきました。 6 voice というのが微妙ですが、128 factory presets and 128 user presets、アナログイン/アウト、 MIDI インターフェイス、 USB 端子というスペック。 Minimax ASB が $899、 Profit-5 ASB が $999 なんだからデジタルアウトくらいあってもいいような。
プラグインが「 Windows Remote Software のような」ということで、一般の DAW プラグインインターフェイスはおそらくは後に提供されることになりそう。ベースとなっていると思われる Noah Tactive Instrument Modeller が DAW のプラグインに対応していないので道のりは長いかもしれないけど。
アイデアは面白いと思うし、「音源をガンガンソフトウェア化するのもなぁ」という時代(時代の流れは早いのだ)なので便利そう。けど、 CreamWare だって汎用的な Noah なんとか、というのじゃ売れないからキラーサウンドである Minimoog だの Prophet-5 だの引っぱり出してきている訳でだし、Access だって Virus でやるから魅力的なんであって、やっぱりハードウェアメーカーにはハードな楽器でがんばって欲しい。個性的な楽器を作って欲しい。
その点、 Propellerhed Software Reason 搭載のシンセサイザーはがんばってるなぁ。音も面白いし、それぞれ個性があるし。ということで、アナログルネッサンスタイプではないシンセサイザーを待ってます。
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