Native Instruments MASCHINE Mk3 はオーディオインターフェイスを内蔵している。Mac に MASCHINE Mk3 を接続すれば、ワンストップで音楽環境ができあがる。 MASCHINE Mk3 に外部シンセを接続したり、ターンテーブルからフレーズを取り込んだり。
YouTube でプラグインの紹介動画を見ていた時に気がついた。YouTube の音が Mac のスピーカーから流れていて、MASCHINE Mk3 のヘッドフォンに流れてこない。「そういえば、Mac のオーディオはどうやって流すんだろう?」と思った。「システム環境設定」の「サウンド」で MASCHINE Mk3 を出力として設定する。けど、ヘッドフォンから音が出ない。
MASCHINE アプリケーションの設定をみても USB 経由で流れてくるオーディオのルーティング設定がない。あ、あれ使うのか?と思ったら正解だった。あれ、ですよ。
Audio MIDI 設定でスピーカーを構成してあげるのだ
そう、久しぶりに使うのが Audio MIDI 設定。最近、めっきり使わなくなったけど、これを使う。手順はこう。
1. システム環境設定のサウンドで出力を MASCHINE Mk3 に設定する
2. Audio MIDI 設定で MASCHINE Mk3 を選択する
3. 右下の「スピーカーを構成」をクリック、ヘッドフォンを設定する
MASCHINE Mk3 のヘッドフォンは Headphone L/R と表示されているはずだ。これを左右それぞれ設定して「適用」をクリック。ほら、iTunes や Safari 経由のオーディオがちゃんと MASCHINE Mk3 のヘッドフォンから流れてきたでしょ。
知っていれば簡単だけど、知らなかったら苦労する類の話だね、これは。
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