これまでフランクリンプランナーを使ってきたが、仕事のスケジュールおよびタスク管理を iPhone に集約した。自分の毎日のタスク、時間の使い方を見直す、という点ではフランクリンプランナーの方が向いているのだが、いかんせん、紙のスケジューラーでは対応できなくなった。
具体的には、スケジュールイベントの時間変更が頻発、数ヶ月に亘る長期イベントが発生、組織マネジメントに伴う小さい管理タスクが急増というあたり。紙だと転記が頻発してしまい、一覧性にも欠けてしまう。ツールは生産性を向上してナンボだ。
一方で iPhone などの電子デバイスにタスク/スケジュール管理を移行するメリットとしては、入力負荷軽減(どこでも入力できる)、各種デバイスとの自動同期、時系列や優先順位・カテゴリによるソート、イベントやタスクのアラート、検索、情報間のリンケージとメリットも多い。
短所としては、使用するアプリが短命だと自分の情報が移行できなくなる、味気ない、つまらない、などがある。
とはいえ、にっちもさっちもいかないので、この数ヶ月、各種ツールを試してみた。まずタスク管理。
タスク管理については、オンラインのタスク・プロジェクト管理ツールやクラウドタイプも試してみたが、起動の早さ、入力しやすさ、視認・確認性、カテゴライズ、バックアップ・同期で高い評価だった、Awesome Note(+Todo) を使うことにした。もうこのアプリで1ヶ月ほど仕事をしているけど、問題ない。実に使いやすい。
特徴をまとめる。
- 多機能でありながら軽いこと
- テンプレートが、To Do、ノート、日記など使いやすい
- 特に To Do は締切り日の入力も含め、短時間で入力を完了できる機能がいい
- To Do は締切りだけでなく、繰り返しやプライオリティも入力できる
- To Do はタスクの数がアイコンにも表示される。
- To Do の区分けも期間超過、今日、次、日付なしと見やすく分類
- カテゴリー分け、フォルダ分けなど簡単
- Evernote との同期・バックアップできて安心
- 見やすくて使いやすい
- (他のアプリみたいに)落ちない
- iPhone 版だけでなく、iPad 版もある(別売り)
- アップデートも多く、開発の姿勢も頼もしい
機能のハイライトはこのページにまとまっている。無料のライト版もあるので試せるのも嬉しい。
自分の場合、Biz To Dos(仕事のタスク)、Private To Dos(プライベートのタスク)、Biz(仕事のメモ)、Management(組織運営のメモ)、Idea(思いつき)、Memo(文字通りメモ) というフォルダ分けにしている。これでばっちり。
スケジュール管理はMobile Me のカレンダー同期を使っているので、デフォルトのカレンダーと Calvetica のセット。こっちも安定してる感じ。
よってフランクリンプランナーは業務ノート、プロジェクトの工程管理にフォーカス、といった使い分けにしています。うん。全部の移行はまだ無理だなー。
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