Native Instruments MASCHINE MIKRO の販売価格が改定されています。旧価格 41,800円が 34,800円の 7,000円引きに。
MASCHINE をメインに使おうと思っているのなら、MASCHINE Mk3 をオススメするけど、「主にリズムトラックメイキングに DAW と組み合わせて」と考えているのなら、MASCHINE MIKRO はアリだ。実際、パッドの演奏やレコーディングをやるなら MIKRO でも問題なく出来る。
MASCHINE MIKRO と MASCHINE Mk3 と比べて欠けているのはディスプレイ、ショートカットボタン、オーディオ入力、ノブだ。
僕は両方持っているので迷う必要がない(一昔、ソニー・プレイステーションとセガ・サターンを両方持っていた時の安心感に似ている)のだが、両方使ってみて思うのは、ディスプレイは Macの画面を見て操作するスタイルなら特段不自由はない。ショートカットボタンは我慢すればいい。オーディオ入力装置を持っているならそれを使えばいい。問題はノブだ。
作ったトラックをリアルタイムで出したり引っ込めたり、フィルターを開けたり閉じたり、とにかく忙しく操作するパフォーマンスを楽しもうと思っているのなら、MASCHINE Mk3 一択だ。すぐに楽器屋に行こう。逆に、打ち込み中心で DAW との併用前提なら MASCHINE MIKRO で全く問題ない。
「大は小を兼ねる」というが、MASCHINE MIKRO の小ささはひとつの価値だ。正直、MASCHINE Mk3 を持ち出そう、という気にはならない。MASCHINE MIKRO ならば MacBook と一緒に持ち出せば、喫茶店でも公園のベンチでもトラックメイキングができる。自分も1曲、街の図書館で作りきったことがあるが、その時は MASCHINE MIKRO だった。あまりに楽しいのでビデオを撮ったこともある。
自分の経験から、一度 MASCHINE がアンテナにひっかかって気になり始めた人は、それは収まらないですよ(笑)。今から AKAI MPC というのはあまりないと思いますが、安くなったことで敷居は低くなったと思います。MASCHINE はオススメです。
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