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Ableton Push 2 を使いはじめました、それも楽器として

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Ableton Push 2

日は Ableton Push 2 について。このゴールデンウィークに Push 2 を導入した。Ableton Live が使いたかった訳ではなく、コントローラー Push 2 を使ってみたかった。YouTube 用のビデオも作ってみた。Native Instruments MASCHINE をこよなく愛している立場で、サクッと使ってみた感想を。

Ableton Push 2 について

Ableton Push 2

まずはスペックの概観から。Ableton Push 2 は DAW の Ableton Live 専用のコントロールハードウェア。たくさんのパッドとボタンとノブ、そして明るくて読みやすいディスプレイパネルが装備されている。図体は大きいけど。

まだ全部のボタンを把握していないが、メインのベロシティ対応の RGB パッドは 8✕8 の 64個。操作やモードに応じて色んな色に光る。光るコントローラーは楽しいよね。パッドは MASCHINE に比べると若干スイッチ感があり、リアルタイムで演奏も可能だが精度の高いベロシティ入力は難しい。MASCHINE Jam のパッドは完全にスイッチだったが、PUsh 2 のパッドは少し柔らかい。

ボタンはとにかく多い。多いが無駄なものはなく、Live の平面に散財する様々なボタンをうまく整理・再現している。ミキサーやエフェクトを一発で呼び出せるのは嬉しい。現在は主に Live の Session モードを使ってリアルタイムプレイをしているんだけど、パターンの切替やエフェクトのコントロールなど、MASCHINE よりコントロールしやすい。

特にトップに拡がるディスプレイによって、大半の操作を Push 2 で完結できる。エフェクト設定など数多いパラメータを選ぶことなく一挙に表示される。ここは MASCHINE より絶対的に便利だ。演奏中にリアルタイムにエフェクトパラメータを操作する頻度があがりそう。実に使いやすい。

接続は ACアダプタと USB のみ。Ableton Push 2 にオーディオインターフェイスが付いていたらな、と Live ユーザは思うんだろうけど付いていない。

楽器としての Ableton Push 2

本当だったら、愛用する Native Instruments MASCHINE Mk3 との比較なんてしてみたいんだけど、今のところ Ableton Live では楽曲作成を行っていない。Ableton Push 2 はあくまで演奏用、パフォーマンス用途にしか使っていない。

トラックメイクに関しては圧倒的に MASCHINE が便利。これはワークフローの慣れの問題もあると思うけど、MASCHINE の膨大な Expansion ライブラリ、豊富なビート素材、シンプルな打ち込み用インターフェイス、オーディオ掃き出しが DAW に比べて圧倒的に使いやすいからだ。

Ableton Push 2 Session View Performance

例えば今回、KORG Gadget で制作した Tokyo2Lisbon をトラック単位でオーディオデータでエクスポートして、Ableton Live の Session ビューで再構築したんだけど、「キックだけ作り直したいな」と思った場合、MASCHINE でキックの音を選び、4つ打ち+フィルをうちこんで、ドラッグ&ドロップでパターンをオーディオ化なんてことが1分強で完了してしまう。Finder にドラックするだけでオーディオパーツが完成するのは MASCHINE くらいだ。

また、各トラックを楽曲での展開(Scene)単位で制作できるのも強みだ。個人的には楽曲の展開を事前に考えてトラック単位で打ち込む、というより、シーン単位で全トラックを作っていきながら楽曲展開を練ることが多いので、MASCHINE での楽曲制作が向いている。MASCHINE は DAW ではないから、Digital Performer にオーディオを持って行ってエフェクトやオートメーションを書くのが性に合っている。

だがフィンガードラミングをやらない限り、MASCHINE Mk3 は演奏的用途に弱い。16しかないパッドだとキーボード演奏なんて不可能だし、MASCHINE のボタン類は「打ち込む」ことに最適化されている。最近になってスライドバーみたいなものも導入されたが、ミキサーとエフェクトの行き来も大変だし、やはり MASCHINE はトラックメイクマシンであって演奏するマシンではない、という印章。

Ableton Push 2 は Ableton Live にパフォーマンスに使える Session ビューが存在するのと、広大なディスプレイ、演奏向きのボタン配置のおかげでトラックメイクマシンというより楽器に近い。専用のボタンでシーンを入れ替えて演奏したり、フレーズを Note ビューで演奏したり、エフェクトのフィルダーをリアルタイムに操作したり、ということが簡単にできる。Push 2 だとこういうことが可能なんだろうな、と事前に想像していた以上に使いやすい。

昔のハウス・テクノ的な楽曲を Live に移植して Push 2 で遊んでいるが、楽曲の構成を自由にのばしたり縮めたりできるので楽しい。DJ のようにキックをミュートするといったトラック操作に表示&ノブが 8トラックというのはきつくて、もう少し欲しいところだけど、まぁ、楽器として使える。YouTube にアップした楽曲ももっと遊べると思う。

Live 使っている人、Push 2 いいですよ。買うべき、おススメです。

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