Ableton が Apple Silicon M1 シリーズプロセッサに対応した Live の最新バージョンを Live 11.1 をリリースした(無料アップデート:Appleシリコン対応のLive 11.1)。
Apple M1 プロセッサにネイティブ対応した Live 11.1
昨年秋からβ版テストが開始されていた Live 11.1 が正式にリリースされた。ログイン後のライセンス画面より 11.1 macOS Universal 版のダウンロードが可能だ。
今後、Live は2種類の異なるビルド(ユニバーサルとIntel)で提供される。ビルドを選択させるため、自動アップデートではなく、ユーザが選択して自分でインストールせよ、とのこと。Live 11 Suite Version 11.1 で Universal が2.8GB くらい( Intel だと 2.6GB くらい)。
Live 11.1では、別途コンバーターなどを経由しなくても、AppleシリコンのM1チップで動作するコンピュータに対応します。
さらにLive 11.1では、多数の機能の細かな更新を行っています。既存のデバイスであるFrequency Shifterは、Shifterの名前で生まれ変わり、リアルタイムで単音のピッチを変化させる新しいモードが加わったほか、ディレイ、エンベロープ、LFO、グライドといったパラメータも搭載しました。
音楽制作の効率化や表現性の向上を目的とした2種類のMax for Liveデバイス、Align DelayとShaper MIDIも新たに追加。 Align Delayを使うと、時間(サンプル、もしくはミリ秒)や距離(メートル、もしくはフィート)を設定して入力信号を補正することで、音声信号や制御信号のほか、デジタル環境から発信する信号に生じる遅延を解消可能。Shaper MIDIでは、モジュレーションのデータを生成してMIDI演奏の表現性を高められます。
さらに、コンピング機能がパワーアップしているほか、マルチクリップ編集の操作性なども向上しています。
実際のリリースノートは膨大。気になる人はチェックしてみて。
遂に Apple M1 プロセッサに対応した Live 11.1 。MacBook Pro 14 インチでもチェックしていきます。続報があれば書き込みます。とりあえず。
コメント