Rolad のスマートフォン用のオーディオミキサー GO:MIXER に新モデル、GO:MIXER PRO-X が登場した。スマートフォンのビデオカメラと連動することで、楽器機材紹介動画や、弾いてみた系の動画を簡単に作ることができる GO:MIXER。GO:MIXER PRO X は GO:MIXER PRO の後継機種だ。ボディはブラックカラーとなった。
GO:MIXER PRO X 旧モデルとの比較
GO:MIXER はギターやキーボード、DAW などの外部出力類をミキサーとしてまとめ、スマートフォンに送ってくれるデバイスだ。通常のミキサーと異なり、コンパクトであること、スマートフォンに直付けできる特長がある。ハイ・インピーダンス対応のインプットジャックなので、ギターやベースなどの高出力の楽器も気軽に接続することができる。
GO:MIXER PRO X は前述の通り、GO:MIXER の上位機種 PRO の後継機種だ。GO:MIXER PRO との違いをとりあげていく。
まず、扱えるオーディオ・チャンネル数が 入力は 9 から 11チャネル、出力が 2 から 3チャネルに増加 した。
接続端子を整理しておくと、INSTRUMENT(L/MONO、R)/ LINE IN 1&2 / GUITAR/BASS / MIC コンボ・タイプ(XLR、TRS標準)という部分は変更なし。
旧GO:MIXER PRO の PLUG IN MIC 端子が SMARTPHONE IN/OUT端子に変更されている(4極ステレオCTIA)。そしてヘッドフォン用端子だった MONITOR OUT が HEADPHONE/HEADSET端子(4極ステレオCTIA)になり信号のインプットに対応した。これでチャネル数が増えたということになる。
インプットチャネルの増加により、コントローラーノブ部分も若干変更されている。アルカリ電池によるバッテリー連続使用時間は30分減少した約4時間、付属のUSBケーブル数が1本減った以外は特段変更はないようだ。
GO:MIXER付属ケーブルが短い 変換コネクタで解決
自分は初代の GO:MIXER を使っているがケーブルが短いのがネック。GO:MIXER PRO のように本体に iPhone を置いて使う分には十分な長さなんだろうけど、俯瞰で撮影する時は大変。GO:MIXER には標準ジャックがばらばらついている状態なので重い。GO:MIXER が落ちて空中設置の iPhone もつられて落ちることがよくあった。
USB MicroB → Lightning なんてケーブルは滅多に見つからず、Lightning → USB(OTG)変換コネクタを買ってみたが、電源が共有されなかった。なので、iPhone 用の USB アダプタに買い直したところ正常に接続できた。動作が確認できた機種を記事末に掲載しておく。本当はこのネタで1本記事を書くつもりだったんだけど(笑)。
非常に使いやすくお値段も手頃
GO:MIXER は本当に便利。スマホ接続ミキサーは GO:MIXER 一択だと思う。気軽に楽器紹介とかできる。GO:MIXER PRO X がアマゾンでは 19,800円と初代モデルより安くなっているのでオススメだ。発売は7月末だが先行予約ははじまっている。すぐ売り切れると思うのでお早めに。
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