僕の好きな英国シンセサイザーメーカー、Novation のバーチャルインストゥルメント V-Station の国内発売が決定したようで。販売代理店は Hook Up でオープンプライス(予想価格 29,800円)。
同社の K Station をバーチャル化したもので、パッチレベルで互換性があるようです。「ソフトウェア化すると、こんなに安いのね」と複雑な気分。Windows では VST、Mac OS X では Audio Units で動作( Mac の VST はないのね)、 1.25Ghz Dual processor PowerMac G4 で4台立ち上げられるようで、かなりパワーを食うようです。
最近はハードウェアのシンセサイザーメーカーがバーチャルシンセを発売してますが、これだとハードウェアシンセを滅ぼしてしまうようで恐ろしい。Nord lead や FM 7 のようなシンセが最初からバーチャルだったらここまで普及しただろうか?かえってマーケットを小さくしてしまうんじゃないのか?
Nova 2 KBD を買った時、真っ青なボディーに黒いツマミがたくさんついていて「わーお、買っちゃったー!!」と思ったもんだ。ツマミを動かすとダイナミックにサウンドが変化するのに感動もした。確かにバーチャルでも同じ動作をするんだろうけど、ダイヤルなどの操作性やリアルタイム性は疑問だな。なにより、音色をいじったり、膨大なプリセットを試すのが面倒になってしまう。
バーチャル化の流れはしかたがないとして、Novation のようなシンセを作っているメーカーがバーチャルに着手していることが悲しいな。企業規模的にはもっともなんだけど。
コメント
dp4がAU対応したら、間違いなく買い物リストの最上位に来る製品かな。
V-StationとRemote25を買えば、K-Stationとあんま変わらない値段なのも魅力的。
ずっと先の話だろうけど、将来的には、おそらくデジタル物はソフトに移行していくんだろうと思ってるよ。
なので、今後重要視されるのは、使いやすいコントローラーと、アナログ。AD/DA部だの水晶だのコンデンサだのチューブだのケーブルだの。まあ、これは今も変わらないんだけどさ。
コントローラーという点では、Remote25は他のに比べて使い勝手は良いような印象。
NovationはReMOTE 25なんてのも出してますね。
これ、評判凄く良いみたい。