今週は忙しかった。更新したいネタはあっても体がついていきませんでした。さて、MOTU MachFive を入手したので早速、レビューを。と、いきたいのですが、いつになっても書けそうにない状態なので分割でレポートを。第1回は導入までの道のり。
9月27日の記事にある通り、この日、優待クーポンを使うことを決心し楽器屋で手続きを行う。クーポンを使った MachFive は別に特別の仕切りで入荷する。Musetex サイドでは迅速に処理をしているらしく、10月1日の夜には「入荷しました」との連絡が楽器屋からあった。多忙の隙をついて10月3日に受け取りに。パッケージは右の写真の通り。名前入りで笑ってしまう。
「さぁ、帰ってインストールだ!」なんて気分よく家路につく。喫茶店でマニュアルを読むと面白いことと、厳しい現実を認識する。
- 現在、販売されている MachFive は「英語版」だ。マニュアルは英語。dp 4 のように分厚いマニュアルではないので、楽しく読める。日本語によるインストール手順(iLok とかを使うからね)は書類でついてくる。
- 販売されているのは Mac OS 版だ。Windows 版は別途パッケージで販売される。ハイブリッドではない。Mac OS 9 / Mac OS X で動作する。iLok は1つ付属している。
- MachFive is heavily optimized for the Mac Altivec Velocity Engine とある。動作対象としては、A G3/500MHz Power Macintosh or faster とあるが、a G4/800MHz or faster is recommended. とあり、Dual-processor mashines are also highly recommended. と書いてある。つ、辛い。
- Visit www.motu.com for information regarding G5 compatibility. との記載があり、PowerMac G5 が発表後にマニュアルが作成されていたことが分かる(笑)。まいどギリギリである。その割に dp 4.1 の記述はない。
- MachFive の現行バージョンは Streaming をサポートしていない。よって、サンプルはすべて RAM に読み込む。256MB の RAM が最低環境とあるが、マシンの搭載メモリが256MB の場合、Mac OS やホストアプリケーションに使われてしまうので、だいたい 64MB のサンプルしかロードできないとある。で、1GB くらいあると highly recommended だそうだ。つ、つ、辛い。
- で、ディスクだが、マニュアルには軽く、A large hard drive (preferably at least 20GB) なんて書いてある。MachFive は約5GB のサンプルが付属しているので、そのくらいの空きが必要だ。
と、最初の 11p で「ありゃりゃ、ウチのマシンで使えないや」となった。PowerMac G3 も PowerBook G4 も5GB の空きがないのだ(苦笑)。しかも、音楽マシンである PowerMac G3 Yosemite → PowerPC G3/700 では辛そうな感じ。といって、今すぐ PowerMac G5 を買うわけにもいかない。PowerMac G5 は確か、シリアルATA ドライブだからあまり大きいのを増設しても半年くらいで無駄になるのも辛い。MachFive も現金で買っちゃったし。だいたい、ウチはパソコンといい、洗濯機といい、テレビといい「あと少しもってくれれば」という電化製品に溢れている(ここ1年でいっぺんに発生してきた)。
ということで、新浦安の K’s デンキで 80GB/7,200/2MB のディスクを買って帰ったのだった。「MachFive ってどんな音が出るんだろう。付属のサンプルの評判悪いよな。」なんて思いながら世はふけて行く。
コメント
なんとか、PowerMac G5 Dual 2.x くらいを狙っているのですが。でも、このサンプラーを使いはじめると、購入時期が早まるかも。Yosemite の経験から初期モデルはなんとしても避けたいっす。
「世」がふけてるぞ。
「あまり大きいのを増設しても半年くらいで無駄になるのも辛い」ってことは….その半年後に3GHz Dualが出ることを考えるともう半年延期の方がいいかも。