KORG SV-1 が渋い

RECORDING

某所でも話題になっている KORG SV-1 。今回の KORG のこれまた野心的な製品群の目玉の1つです。これが実に渋い。なんかレトロなデザイン( Nord Electro を意識?)で、初期の Fender Rhodes のように筐体が丸くて上に何も置けない形状。あきらかに「Rhodes 欲しい!」「Wurlitzer 欲しいぜ!」とか言っている人がターゲット。

SV-1

プリセットに SG-1D があったり、80年代のシンセ少年の憧れをくすぐります。真空管が内蔵されてたり、アンプシミュレータがあったりと、たぶん基本をおさえた音なんでしょう。なんかサイトが異様に重くて音が聴けてないんですけど(もう眠い)。

73key モデルで 17.5kg と持ち運びも容易。まだシンセ満載だった頃のサイトに記載がある通り、僕の持ち運び用キーボード ENSONIQ KT76 は 24kg ですから、軽い軽い(笑)。まぁ、現実的だと思いますよ。あまり軽くてもね。その分、鍵盤が軽いということだから。

この ENSONIQ KT76、かなり年数が経ってどうも調子悪かった(リスタートが頻繁にかかる)。メーカーサポートも終了していて、しょうがなく某修理店に持ち込んだのですが、「基盤だったら手も足も出ない、かつ症状的には基盤だろう」ということで、自宅で分解/部品洗浄。やっぱり改善せず、分解したまま粗大ゴミに(涙)。

悲しいので部品と鍵盤部、フロントパネルのみ部屋に飾ってます。鍵盤部分は完全動作しますので誰か ENSONIQ KT76 の鍵盤が壊れた人、譲りますのでご連絡下さい。

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あー、音聴きました。 Rhodes の真に迫るものはないですが、いろいろとバランスよく揃ってます。 Electric Grand なんて Fusion のバッキングの定番風。 FM風エレピのデモはあるけど、KORG DW-8000 とかに入っていたサラサラとした KORG エレピはないのかな(笑)。生ピアノ系はちょっと薄軽で心配。

個人的にはピアノ鍵盤でないと弾けない人なので、SV-1 ちょっと期待してます。

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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. MJ より:

    はじめまして。
    KORG SV-1で検索していたらたどり着きました。わたしも以前ENSONIQ KT-76を愛用しておりました。トランスウェーブやエレピの音色が好きで、実に沢山の音色を作っていたし、作曲のプリプロにも大活躍していたのに、同じような症状で泣く泣く処分しました。懐かしいです。
    SV-1は要チェックですね!

  2. すぎ より:

    メールで返信しました。意外に早かったな。

  3. エタックス より:

    はじめまして。エタックスと申します。KT76で検索してこちらのブログにたどり着きました。
    「ENSONIQ KT76 の鍵盤が壊れた人、譲りますのでご連絡下さい。」との事ですが、もしよろしければ、その鍵盤部だけでも頂けないものでしょうか?メールで返信下されば幸いです。

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