実は先月から MacBook を使ってます。忙しかったのでブログに書く暇がなかったのですが、ゴールドの一番速いモデル、1.3GHz + 512GB SSD という構成。これを懐かしのソフマップで9月にオーダー、受け取るまでに時間がかかったので、喜びをブログに書きなぐるポイントがなかったんですが。また、毎日持ち歩いていますが特に困ったことがないことも「記事にするほどでもない」につながる理由だったりします。
一応、書いておくと環境を移植するのが意外にも大変でした。光学ドライブを搭載していない Mac はこいつがはじめてなので、インストールすべきアプリは MacBook Pro にインストールした上で環境を移植することに。Mac は環境移植が驚くほど簡単。前の MacBook Pro のハードディスクを Time Machine に引き上げて、あとは転送するだけ、ということなんですが、MacBook は MacBook Air と同じで本体に Ethernet 端子がない。Wi-Fi 経由だと半日くらい時間がかかるし、今後使わないだろう USB-Ethernet ケーブルを買うのもアホらしい（ MacBook → USBC-USBケーブル → USB-Ethernetケーブル → Ethernet → Time Capsule なんてやりたくない）。
考えたあげく、外付けのハードディスクを用意し、MacBook Pro のハードディスクを外付けドライブへの Time Machine バックアップで作成、それを MacBook に接続して環境を移植することに。これならスピードも速い。MacBook Pro のバックアップを完了し、MacBook の移行アシスタントで移植、と思いきや「 OS が古いからインストール出来ない」とのメッセージ。MacBook は OS X Yosemite、MacBook Pro は OS X El Capitan のベータ。ぐぐっ、面倒くさい。
Mac App Store で OS X El Capitan にアップグレード、ベータビルドもぴったし合わして環境移植。移植後の MacBook の Time Machine バックアップは１日ほど動かしっぱなしで Time Capsule にバックアップ。Time Capsule の容量も足りなかったりして、「継続投資を怠るといろいろ不便だな」なんて思った次第です。
MacBook の薄型キーボードにもだいぶ慣れました。あのキーボードが好みなわけではありませんが、昔の MacBook 2006 のカチャカチャとガタつくキーボードに比べればよっぽどマシ。ほとんどストロークがないので、「キーに触れる」タイプのタイピングスタイルに変えれば適応できますが、まぁ、物書きさんには辛いかもしれません。
ポートが USB-C が１つしかない件ですが、日常使う分にはあまり苦労していません。SDカードリーダーが内蔵されていた方が便利だな、と思いますが、通常持ち歩く時に外部アクセスポートは使わないし、その分、軽いのが嬉しい。あと、Retina ディスプレイの Mac もはじめてですが、世界が変わります。フォントが美しく表示されて読みやすい。2,304 x 1,440ピクセル解像度、表示スケールは 1,440 x 900 と十分です。これ以上小さいと文字が読み難いし。
気になるのはスピードでしょう。チョイスしたのはオプションの 1.3GHzデュアルコアIntel Core Mプロセッサですが、速くはないです。不便かといえば全く気になりませんが、値段の割には遅いと思います。しかし、MacBook Air を今更に買うのはなんだし、「あー、あの薄いの使いたかったな」と思うはずなので、現状仕方がないことです。ファームウェアの問題かもしれませんが、スリープから復帰するまでの時間が MacBook Pro よりゆっくりです。動き出すと気になりませんが、なんかスリープ復帰までの仕掛けが違うような気がします。
重さは 0.92kg。軽い。鞄に入れておいて全然気にならない。MBA 13インチが 1.35 kg、新しい iPad Pro 12.9インチは MadBook より若干大きくて 723g、う、これは軽いな。トラックパッドもいい。ディスプレイのヒンジが柔らかめかもしれません。まぁ、パソコンは使ってナンボですから毎日持ち運べて使えるのがいいですね。
最後に買った付属品のオススメを下記に紹介しておきます。アダプタ高いよね。TUNEWEAR eggshell for MacBook はオススメです。喫茶店でコーヒーこぼしたのですが、こいつのおかげで無事でした。
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