新世代 Apple Watch：あぁ、やっと安心して買えるようになった

待っていたかいがあった Apple Watch 。円形モデルなどは登場せず、 Apple Watch はハードウェア・機能的には2種類構成となった。呼称は Apple Watch Series 1 / Series 2 で統一、これに限定バージョンである Apple Watch Nike+ / Apple Watch Hermès / Apple Watch Edition というランナップ（従来の Apple Watch SPORT / Apple Watch とは呼ばなくなった）。本体は Series ナンバー（1/2）+ ケースサイズ（38mm/42mm） + ケース素材（アルミニウム/ステンレススチール/セラミック）+ カラーで表現する。

購入ポイントとしては、Series 1 で安価に Apple Watch をスタートするか、耐水・GPS・Suica 対応で Series 2 を選ぶか、Nike+ その他のゴージャスブランドを選択するか、だろう。予約開始は 9月9日（金）、明日だ。発売開始は Nike+を除き 9月16日（金）。

• Apple Watch Series 1
  前モデルの Apple Watch に新しいデュアルコアプロセッサ S1P を搭載する。Apple Watch のアルミニウムケース各モデルが対象。防沫性能であり耐水性能はなく、日本の Suica/Felica にも対応していない ので注意が必要。

• Apple Watch Series 2
  Series 1 に、内蔵GPS、50m までの耐水性能、デュアルコアプロセッサ S2 を搭載、2倍明るくなった新設計ディスプレイ、Suica/Felica に対応した ApplePay 機能を備える。Apple Watch の各モデルが対象、Apple Watch Nike+、Apple Watch Hermès、Apple Watch Edition はこの Series 2 のみとなっている。ステンレス＆セラミックモデルは画面がサファイアクリスタルになっている。ちなみに、Apple Watch Edition はホワイトセラミック1色となった。

詳しくは Apple Watch の比較ページ を参照して欲しい。価格は旧モデル登場時と比較して、Apple Watch Sport 相当では 38mm 42,800円が 27,800円/Series 1 & 37,800円/Series 2、42mm で 48,800円が 30,800円/Series 1 & 40,800円/Series 2 と手頃で買いやすいモデルを用意した形だ。

そして、触れずにいられないのが同日予約開始ながら 10月下旬発売の Apple Watch Nike+ モデル。通気性と強烈なデザインを兼ね備えたバンド（とボルトカラーの Nike 専用文字盤デザイン）が付属する。本体のカラーモデルは、スペースグレイとシルバー色のアルミニウムケースの2構成。これにバンドの組合せで4種類（38mm/42mm で計8種類）となる。ベルトのデザインに多くの人が惹かれると思うが、本体が黒・シルバーの2色である ことを折り込んでおきたい。

カシオGショックのようなハードなイメージの Apple Watch Nike+。個人的好みのオレンジはないものの「やれば出来るじゃないか」という感じ。アルミケースながらフォーマルなローズゴールド、ゴールドは用意されていないのが悩みどころだ。

Apple Watch Edition も 42mm が 130,800円と比較的買いやすくなった（あの218万円の 18金 Apple Watch Edition はどこへ？）。むしろ、 Apple Watch Hermès の方が価格は高い。NOMOS のような時計を買うことを考えれば払えない金額ではないのかもしれない。