あのコルグのステージピアノに赤モデルが帰ってきました。2009年に登場した SV-1 は可愛らしいルックスとベーシックなキーボードプリセットに限定したことで個性を発揮したステージキーボード。鍵盤弾きなら誰でも弾いてみたい、と思う楽器。
Fender Rhodes 以来の「ステージキーボード」としての強烈なルックスが人気を呼びましたが、鍵盤に癖があったり(好みかな、反応が遅い)、実際的には上部パネル部にモノを置くことができなくて不便だったり。いやいや、音色の切り替えやコーラス、モデュレーションが全部手元(しかも操作しやすい前面)に配置されていて、ライブでの即戦力度が高い。値段も手頃だし質実剛健。僕も一時は購入を真剣に検討したくらい。
しかしなぜか発売後しばらくして赤いモデルがディスコンになり、現在は黒モデルのみ。コルグ特有の黒赤鍵盤の特殊モデルを発売するくらいだったら、「あの赤は良かったのに」と思ってました。
でもって、2017年モデルとして赤がメタリックレッドになって帰ってきました。残念ながら数量限定らしいです。煮え切らんなぁ。
個人的には、SV-1 は88鍵盤ではなく73鍵盤がいい。あれはピアノというよりエレクトリックキーボード。ライブで弾いていて楽しいだろうな。KX-88 は鍵盤はいいけど、ライブには持っていけないから。あぁ、部屋に置けるサイズだったら買ってたのにな。
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