M1 Day – KORG M1 発売から30周年、ソフトウェアの期間限定セール

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M1 Day - KORG M1 発売から30周年、ソフトウェアの期間限定セール

KORG M1 誕生30周年を記念して、5月1日(May 1st)を M1 Day として M1 ソフトウェア製品のセールを実施するとのことです。KORG Collection – M1 と KORG iM1 for iPad が5月末まで期間限定で 50%オフで提供されます。追加プリセットなどのアプリ課金は 40%オフとのこと。詳しくはこちら を参照。

実際、KORG M1 は 1988年の5月に発売されている。リアルなピアノサウンドが驚きであった PCM音源、ディレイやリバーブなど高品質エフェクターを標準搭載、マルチティンバーの 8トラックシーケンサーを搭載し、1台で音楽制作が完成する「全部入り」のシンセサイザー。KORG は M1 をミュージック・ワークステーションと呼んでいたことから、以後、同タイプのシンセサイザーは「ワークステーションタイプ」と呼ばれるようになった。

KORG M1、持ってましたよ。CASIO CZ-5000 の次のマシンが M1 だった。当時、シンセサイザーを2段積みするラックが流行っていて、KORG M1 を下段で主に鍵盤系音色に、ストリングスやブラス系音色の CASIO CZ-5000 を上段において使ってました。ピアノや Fender Rhodes などリアルな音を出したくて CASIO FZ-1 と悩んで M1 を買ったんだよな。長く僕のメインシンセサイザーだった。

8トラックで 16音いっぱいまで重ねられるシーケンサーが優れていて(CASIO CZ-5000 のシーケンサーもマルチティンバーなので僕の打ち込みルーツは CZ-5000 )、リアルなドラムサウンドから生楽器系音楽を再現できた。大学生時代には M1 と TASCAM のカセットマルチトラックレコーダーがあればなんでも出来たもんだった。

KORG M1 アプリ版は後継機の KORG T1 のサウンドも統合できる。今の時代に PCM 音源としっかり熱量高く向かい合うのは難しいけど、「これって M1 の音だよな」という個性がある音色が揃ってる。懐かしい、と思う人にはオススメです。

‎KORG iM1
‎KORG iM1
開発者: KORG INC.
金額: ¥3,680+
  • ‎KORG iM1 スクリーンショット
  • ‎KORG iM1 スクリーンショット
  • ‎KORG iM1 スクリーンショット
  • ‎KORG iM1 スクリーンショット
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波形研究所 所長

WAVEFORM LAB(ウェーブフォーム・ラボ) は音楽制作、デジタルライフ、イノベーションをテーマとするサイトです。

1997年、伝説の PDA、Apple Newton にフォーカスした Newton@-AtMark- を開設、Newton や Steve Jobs が復帰した激動期の Apple Computer のニュースを伝えるサイトとして 200万アクセスを達成。2001年からサイトをブログ化、2019年よりサイト名を WAVEFORM LAB に改称、気になるネタ&ちょっとつっこんだ解説をモットーにサイトを提供しています。

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コメント

  1. takuji_k より:

    Omarの「There’s Nothing Like This」は殆どの部分をM1で作ったそうで、忘れがたいアルバムです。

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