KORG Gadget がアップデート、Propellerhead Reason の REX プレーヤー Dr. Octo Rex がガジェットとして登場!

投稿日: カテゴリー: PDA / iPhone / iPad / Apple Watch, RECORDING

KORG + Propellerhead

Reason のレビューを書き始めていたら、このタイミングでとんでもないニュースが飛び込んできた。KORG Gadget for iOS / Mac が Propellerhead Reason とコラボ!新ガジェットを追加した最新バージョンが登場。期間限定セールを実施 だ。Reason の REX プレーヤー、Dr.Octo Rex をガジェット化した Stockholm by Reason が追加される。

8年ぶりにアップデートしたものの Allihoopa で使えず、まぁ、気を取り直して Reason もコツコツ使っていこうかな、と思っていたこのタイミングだけに、途方に暮れてます(笑い泣き)。

Dr.Octo Rex – Reason の可能性を広げた REX プレーヤー

Dr.Oct REX

Dr.Octo Rex は我らが Reason 5 で追加された REXファイルプレーヤー・インストゥルメント。 REX フォーマット は Propellerhead が開発したスライスタイミング情報を収録したオーディオループフォーマットで、リズムループやギターのカッティングなど、サウンドのトリガー部でスライス(切断)することで、オーディオを再レンダリングすることなくテンポチェンジできた。また、MIDI によりスライスの再生をコントロールすることで、リズムループのバリエーションを作ったり、一部の音、例えばスネアを他の音源に差し替えたり、ということが可能だった。

ブレイクビーツミュージックのベーステクノロジーだった REX は Propellerhead ReCycle というオーディオスライスアプリケーションで作成する。当時はみなオーディオループを片っ端から ReCycle でスライス(チョップ)してたもんだ。

REX ファイルは、シンセサイザーモジュールとリズムボックスで構成されエレクトロニックミュージック志向が強かった Reason に生のオーディオフィーリングを吹き込みジャンル幅を広げたのだった。

その後、REX は ACID や Ableton Live のようにオーディオループをマスターテンポにマッチさせる処理が広がったことで下火になったが、単にテンポチェンジだけでなく、前述の MIDI コントロールできるのが REX の魅力だ。

僕はこのフォーマットが大好きだ。REX のブレークビーツ系リズムにエレドラを重ねるのが好み。 Reason のレビューで、Dr.Octo Rex こそが Reason の魅力だ、なんて書いてたのに(苦笑)。

Stockholm by Reason – REX プレーヤー

KORG は Propellerhead の国内販売代理店であるとともに、技術的にも提携関係にある。 Reason はシンセ音源の Europa を AU/VST フォーマットプラグインとしてリリースするなど、 Reason に閉じない商品戦略にシフトしている。

KORG Gadget 向けに Dr.Octo Rex をガジェット化した Stockholm by Reason もそんな戦略の一環なのだろう(もしくはコルグの Propellerhead 支援なのかもしれないが)。

Stockholm by Reason は iOS / Mac 双方で提供されるが、iOS 版は有償の追加ガジェットだ。通常価格は 1,800円、現在はセール価格 1,200円 (33% OFF) で発売中だ。

Stockholm by Reason

KORG Gadget for Mac なら Stockholm by Reason はアップデートするだけで手に入る。アップデートして早速チェックだ。

えー、肝心の REX プリセットはたったの 38種類。あらららららららら。ユーザデータをロードすることはできるけど、リズム系、楽器系、スクラッチ系、ボイス系とありとあらゆるプリセットが大量に用意されている Reason と比較するのは難しいとしても、38 は少なくないか? このガジェットはループサンプル勝負なんだし。

Stockholm by Reason

プリセットは一応、ドラム・パーカッション系、キーボードコード系、SE系と網羅されている。1つのプリセットに最大 8つのループが格納されている(されていないのもある)のでバリエーションはそこそこ作れると思うけど。

また、KORG Gadget 特有のキーボードとパッドのモードも用意されている。これはページ末のムービーを観てもらった方が早い。

機能としては、ループの再生がボタン一発でできる RUN ボタンがないのが不便。シーケンスに展開しないとプレビューできない。波形部をタップするとループを再生するが、再生しっぱなしでプリセットを選ぶことができなそう。そして動作が少しもっさりしているかもしれない。

REX で世界が広がる KORG Gadget

ループスライサーとしては Abu Dhabi というガジェットがある KORG Gadget(面白かったからデモソングも作ってみた)。個人的には REX がそのまま使える Dr.Octo Rex の方が使いやすいかな。

コルグでは新バージョンの KORG Gadget リリースを記念した期間限定セールも開催中だ。

アップデートを記念して、KORG Gadget for Mac / iOS の期間限定セール(最大50%オフ)を実施します。iOS はアプリ内でご購入頂ける音源についてもセール価格となります。期間は2018年8月8日(水)まで。このチャンスをお見逃しなく!

プリセットの数には不満だが、かつての Reason と同じくシンセよりの KORG Gadget にリアルグルーブの風を吹き込むのは間違いない。REX ファイルはお気に入りのものをたくさん持っている。週末にでも早速使ってみたいと思う。曲の幅が広がるのが楽しみだ!

KORG Gadget
KORG Gadget
Developer: KORG INC.
Price: ¥2,400+

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