iPad Pro と同時に MacBook Air がアップデートされた。前回のアップデートが 2019年7月だったので、かなり短期間でのアップデートとなった。日本では新学期シーズンだし、前モデルよりコストパフォーマンスが高いので、これも売れると思う。
前モデルとの仕様差
プロセッサを除くと、外観仕様は前モデルとあまり変わらない。ディスプレイサイズやボディサイズもほぼ同じ(ホントに若干厚くなり重くなっているが)。変更点をまとめると下記の通り。
- プロセッサはイマイチだった Core i5 8210Y からクワッドコアの Intel Core i5/i7 を選べるように
- Touch ID 搭載キーボードは 16インチMacBook Proで採用されたシザー構造のものに変更
- Multi-Touchジェスチャー対応のトラックパッドは 20%広くなった
- 「一世代前のモデルと比べて低音が2倍に」というのは意味が分からないけどスピーカーが改善された
- ストレージは 2TBが選択できるように
- Intel Iris Plus Graphics 搭載、Thunderbolt 3対応の外付けグラフィックプロセッサ(eGPU)に対応
性能が上がって価格が安くなった
一昔前は「安くて安定したポータブル Mac」というイメージがあった。確か、8万円台からのモデルもあったはず。それが 2018年から価格が高くなり、MacBook との住み分けも分かりにくくなった。2019年には 119,800円(税抜)からとなり、今回のモデルでは 104,800円(税抜)からとなった。買いやすい Mac ポータブルの位置に戻ってきた感じだ。
クワッドコアモデルは 134,800円から。デュアルコアモデルからもオプションで 1万円足せばクワッドコアが選択できる。デュアルコアモデルをベースに学生用途として 1.1GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサにアップグレード、ストレージは 512GB と変更しても 134,800円。かなりコスパはいいんじゃないだろうか。
iPad Pro が値下げになりハイパフォーマンスなデバイスになってきたが、生産性は MacBook Air の方が断然高い。iPad Pro にキーボードを足せばほぼ同じ価格帯となるが、Mac は Mac だ。新学期にオススメの機種だと思う。
ちなみに今回、Mac mini も実質値下げされているので、Apple は値下げしてたくさん売れて欲しい、と思っているのかもしれません。
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