KORG のサイトに KORG RADIAS の詳細が掲載されましたね。
近年みないデザインの新モデル、アナログモデリングでありデジタルシンセサイザーなんだけど、妙にドライブしたサウンドが個性的な KORG RADIAS 。音源部分を見ると、アナログモデリングだけでなく、フォルマント波形、ノイズ、PCM をソースにできる多彩な音源部を持っています。 PCM を入れると楽器の個性が出にくいのですが、デモソングを聴く限り、かなりエグい音がでます。
4ティンバーということで、アナログばかりを重ねると、かなり分厚く変化に富んだサウンドができそうです。アンプエリアがあったり、多すぎる EG 、波形を変化させる LFO シェイプ(カシオみたい)、 EG で凝らなくても簡単に変幻自在の持続音を作れる MOD SEQUENCE と「作り込める機能」満載。
ボコーダーも16バンドでかなりリアル。 RADIAS 1台で音楽を作りきっちゃうかは別ですが、ドラムパートもあります。インパネも分かりやすい。光るインパネがステージで個性を発揮しそう(演奏者に向かってだけど)。
最近のハードウェアシンセは「リアルタイムコントロールアナログシンセ」に回帰している例が多いけど、 KORG の突っ込みは歴史を感じますね。米国の MOOG や英国の OSCar とは違った味のアナログ感。「音源全部入り」の OASYS なんて出していたので、方向性など心配していたのですが、ガッツがあります。デザインも壁を越えた感があるし( NAMM で発表された X50 もかっこいい)、上述のデモソングも「シンセ」していてかっこいい。
気になる値段は49Keyモデルで標準価格199,500円(石橋では168,000円)、ラックタイプが標準価格176,400円(同149,800円)です。うー、これ目立つなー(買うとバレるな)。
コメント
「オアシスでコルグもついに・・・」
思った思った(笑)。ハードウェアメーカーの意地ですね。素晴らしい。
はじめまして。
気になりますね、これ。
ラックもいいけど、全部欲しいって感じです。
オアシスでコルグもついに・・・とか思ってましたけど、なんかパワーを感じさせる製品だと思います。