Apple WWDC 2011:振り返り(Mac OS X Lion 編)

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Apple Special Event June 6, 2011 で WWDC 2011 のキーノートスピーチが配信されているけど、ストリーミングで落ち着いて観る時間が平日はなかったのと、Podcast で配信がはじまったので、ダウンロードしてじっくり観ることに。ちなみに、自分の部屋にある PowerMac G5 MacOS X 10.8 + Safari ではストリーミングページを観ることができないです。確かに再生環境が書いてありますが。あーそうですか。

WWDC の発表内容は各方面であふれているので、重箱の隅をつつくような「気付きを得られた(こういうと、ビジネスの世界では格が上がる)」ネタをさみだれに書いていきます。そうだ。確認がしやすいように、再生時間を書いておきましょう。

  • 0:48 Steve Jobs は必ずステージから客席の特定の人間に「おー来てるのかー」なんてアイコンタクトをするね。これがビジネス上の配慮だったり。
  • 1:20 今回ショックなのは Steve Jobs が痩せているからではなく、なんか声というか言葉の切れも悪いこと。iMac 発表の頃は凄かった。本当にロックショーのようだったな。
  • 3:15 Phil Schiller のスピーチ、うまくなった。PowerMac G3 の頃、Windows マシンとステージでスピードテストをやっていた頃とは大違い。「あー、スティーブ、こっちは全然終わらないよー」なんてね。
  • 4:15 PC市場の前年比成長率は-1%だったのに対し、Mac は28%の成長であった。これは2011年第二四半期の話。最新の数字でありながら、Apple は iMac などの新製品を投入してるからね。
  • 11:05 MacOS X Lion のマルチジェスチャーのデモ。Safari のページ操作(いわゆる戻るや次のページ)ををジェスチャーで操作できるのが便利そう。しかも画面がスライドする。
  • 12:10 アプリのフルスクリーンモードは実は、Spaces と連動していて、フルスクリーンモードにしたアプリケーションは別のデスクトップが割り当てられる。これは直感的で、Spaces 機能を有効的に使っている例だと思う。個人的には Spaces は直感的ではないと思っていたので、これはいい実装だと感心。
  • 14:20 Mission Control はアプリケーションごとにウィンドウをまとめてくれる。これを見ても分かるけど、フルスクリーンアプリケーションは単一アプリケーションで作業が完了するタイプのアプリケーションしか向いていない。ドキュメントを様々なアプリケーションで編集するタイプのワークフローには向いていない。よって、ドキュメントベースではなく、アプリケーションベースの作業環境なんだろう。ものにより向き、不向きがある。
  • 18:30 Launchpad はランチャー。アプリケーションにドキュメントをドラッグして開くという操作はできるのだろうか。
  • 19:15 Resume は Mac での作業状態を記憶してくれる。システムワイドでサポートされていて、ウィンドウの位置だけでなく、テキストの一部選択状態(ドラッグで選択)している状態まで再現されている。要はマシンを再起動した際に、前回の作業状態を再現してくれる。これは終了時点のメモリの内容を再現しているのだろうか。まさかアプリケーションを個別に立ち上げてウィンドウの位置などを再現している訳ではないだろう。とすると「再起動すれば、すべてが初期化されスッキリ」というロジックは通用しなくなるのかな? → あとのデモで分かるが、アプリケーションごとに前回の作業状況を保存している。
  • 20:20 AutoSave + Versions、一番分かりにくい(苦笑)。ユーザのセーブ行為は無意識的にやっていることもあれば、意識的にやっていることもある。意識的にバージョン管理をやっているのにオートセーブされたり、タイムマシンにつれていかれても困る(笑)。また、Apple の iWork しかサポートしなそう。 Microsoft Office がサポートしてくれないと意味がない。また、Office はひとつのドキュメントを複数の人で編集するモードを持っている。ドキュメントを複数の PC のアプリケーションが編集するような環境ではこれはサポートされない、となるとどれだけ有効なんだろう。それとも iWork の Pages でみんなドキュメントを書いているのだろうか。
  • 31:40 Mail のデモ。ノートブックパソコンのスクリーンは以前とは比べ物にならないほど広くなったが、Apple は「常時表示する必要のないものは隠す」ことで作業領域を最大化し、作業をシンプルにしようとしているみたいだ。メールフォルダは確かに常時表示しなくてもいいのかもしれない。メールフォルダを使う時はメールを分別する時と探す時であり、読んでいる時には必要ない。必要な場合だけ姿を現すというのもシンプルだ。問題は「隠れていることが分からない」人に「隠れてるんだよ」と教えることだ。下手に隠すと「あれ?ない!」になってしまう。 Apple はここらへんがうまいね。
  • 35:20 Mac OS X Lion は Mac App Store でディスクレスで販売する。日本では 2.600円。もう、アプリの世界。しかも、インストールは普通のアプリケーションとなんら変わらず、システムを起動したままインストールしてしまう。ここまで OS のアップグレードを簡単に出来るとは驚き。 OS をネットワーク越しで販売するというのはチャレンジだと思う。インストール DVD はコンピュータがうまく起動しない場合の復旧ディスクを兼ねてるし、なんせ、「箱」がないから買った満足感がない。とはいえ、7月が待ち遠しいですね。Intel Core 2 Duo 以降なのでお間違えなく。

WWDC

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