KORG minilogue:30年たってもポリ数に悩む

RECORDING

KORG minilogue

KORG のアナログシンセサイザー KORG minilogue が発表されました。復刻版アナログシンセやアナログ回路シュミレートシンセサイザーが続いていますが、KORG minilouge は全くの新設計アナログシンセサイザーです。

特徴、機能、スペックは下記の通り。

  • 新開発した4ボイスのアナログ・シンセサイザー回路。
  • フル・プログラマブル仕様で、200のプログラムをメモリー可能。
  • 4ボイスを柔軟に組み換えられるボイス・モード。
  • オートメーション可能な16ステップ・ポリフォニック・シーケンサー。
  • 波形を視覚的に表示するオシロスコープ機能。
  • アルミとウッドによるタフでスタイリッシュなボディ。
  • シンクすることで他のグルーヴ・マシンとセッション可能。

まとめると、完全アナログ・スタイリッシュ・4音ポリ・55,000円前後、というなかなかのマシン。

ARP ODYSSEYARP ODYSSEY のような本格的アナログシンセサイザーは基本モノフォニック(2ボイスだとしても)だったり、ポリフォニックだとプロフェッショナル向けで価格が高かったり、という感じでしたが、KORG minilogue は価格的にも頑張っていると思います。楽器の一般的な粗利率を考えると、とんでもなく安いコストで作っているように思えます。

KORG minilogue

アナログシンセサイザー好きですよ。
シンセサイザーの音作りも好きですし、ダイヤル回すのも好き、太い音も好きだし、フィルタで ミョンミョン やりたい。

けどね。どうなんでしょう、4音ポリって。

まだ 20世紀の話、最初に欲しかったシンセサイザーは Roland SH-101 。モノフォニック。ピアノ弾いてた人間からすると「た、た、単音しか出ない?!」と驚いたもの。これをいったい何に使うのか。これではバンドで演奏できないぞ、と。

1983年に KORG POLY-800(8音ポリ)、1984年に Roland JUNO-106(6音ポリ)が登場、シンセサイザーは一気呵成に普及していきます。僕が最初に買ったのは POLY-800。8音ポリといいながら、分厚いサウンドを出そうとするとデュアルで重ねるので4音ポリに。7thのコードを弾くとベース音を出せない。リリースタイムが長い音の場合、減衰音がブツッと切れる。それでも毎日パラメータをいじって音作り。そんな苦労も今では楽しい思い出。

でもね、それって 32年前の話ですよ(笑)

21世紀に入り、ストレージやプロセッサ性能がパソコンを超えるスマートフォンが登場し、ウェアラブルデバイスも珍しいものではなくなった現代に 4音ポリ16ステップシーケンサー なんて懐かしすぎますって。40歳も半ばを過ぎたのに、やっぱり高校生の頃と同じこと「4音かぁ、6音だと違うんだけどなぁ」とか悩まないとならないのかー、と。

もちろん現代には、色んなシンセ音源全部入りのソフトウェア音源 とかありますけど、アナログ回路だとやっぱり難しくなっちゃうのかな。ずっとこの差は埋まらないんだろうか。

64音ポリ、メモリリコール付きのダイヤル、標準鍵盤にリボン&ビームコントローラー、アルペジエータにポルタメントスイッチ、ボコーダー、エフェクターとか全部入って、10万円以下とか難しいのかな、電子回路だけに。うーん。

KORG ポリフォニック・アナログ・シンセサイザー minilogue ミニローグ
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新開発の4ボイス・アナログ・シンセサイザー回路

コメント

  1. Ayumu より:

    初めまして。このシンセすごく気になってます。アナログシンセは昔中古のJUNO106をしばらく持っていたくらいで詳しくありませんが、この存在感のある音でデザインも良くて(安っぽくなく)この値段ってすごいことだと思います。同価格帯のシンセと比べると一目瞭然と感じます。
    海外のサイトでは絶賛されていて、これで500ドル(アメリカでは定価499.9ドルです)?嘘でしょ?みたいな反応が多いです。本家日本では、少なくともweb上では、反応が若干薄いような気がしますが。。。

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