往年の人気シンセサイザーの名機を小型化・再生している Roland Boutique シリーズ。8月8日、そう「808の日」に、なんと伝説のリズムマシーン Roland TR-808 Rhythm Composer を再現した Roland Boutique TR-08 がリリースされた!もう大興奮。
昨年、TR-909 を再現した TR-09 がリリースされた際には、「いや、順番的に TR-808 からだろう」とツッコミたかったのだが、TB-303 クローンの TB-03 に夢中になって油断していた。
TR-808 を現代風に再現
アナログ回路をデジタルで再現する Roland ACB (Analog Circuit Behavior) テクノロジーで TR-808 を再現。オリジナル仕様にない現代風の味付けも。ロール再生を再現できるサブステップにより、32分音符の入力が可能。
USBオーディオ/MIDIインターフェースも搭載し、USB経由では 10パラアウトで出力することができる。電池駆動、コンパクトスピーカーも搭載しどこにでも持ち出せる。グレイト。
SH-101 を再現した SH-01A も
同日、Roland SH-101 を再現した SH-01A も発表された。
ショルダータイプで弾けるモノフォニックシンセサイザー、Roland SH-101 。そのルックスに憧れて「人生初のシンセはこれにする!」と心に決めていたものの、横浜のヤマハで弾いた時に和音が出なかった時の衝撃は忘れられない(人生初のシンセは KORG POLY-800 になった)。
SH-01A は SH-101 を4ボイスにした構成。オリジナルカラーのほか、スペシャルモデルであった赤と青のカラーバリエーションも用意されている。
実際、SH-101 は AIRA SYSTEM-1 PLUG-OUT Synthesizer でも使える SH-101 PLUG-OUT としてリリースされている。が、やはりハードウェアというのはいいもんだ。
完全アナログの SE-02 が気になる
でも、Roland Boutique シリーズで気になるシンセサイザーは、SE-02 Analog Synthesizer だ。Roland と Studio Electronics のコラボレーションによる完全アナログシンセサイザー。
6種類のウェーブフォームをもつ 3 VCO 構成、ノート、ゲート・タイム、グライドを記憶可能な16ステップシーケンサーを搭載。最大同時発音数は1。完全アナログの完全モノラル。まぁ、ムービーを観て欲しい。サウンドインパクトがものすごいんだから。
Roland Boutique 欲しいぞ
AIRA シリーズといい、Roland Boutique といい、近年のローランドは面白いシンセサイザーを連発していると思う。AIRA SYSTEM-8 PLUG-OUT Synthesizer なんてめちゃくちゃカッコいい。
Roland Boutique は SE-02 / TB-03 / TR-08 が気になる。店頭で TB-03 を触ったことがあるが、とにかく出音が良かった。ダイアルノブをいじるとサウンドが変化する。やはりハードウェアは楽しい。なんとか手に入れられないか画策しよう。
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