iPad Air 2019(3rd Generation)を使い始めた。モデルは Wi-Fi 256GB モデル。久しぶりのフルサイズ iPad 、使ってみたレビューです。
まず、iPad mini ではなく iPad Air にした理由
先にエントリーした通り、iPad Air と iPad mini の中身はほぼ同一。「シンプルに大きさでチョイス」となるのだけど、今回は iPad Air を選択。サイズとしては iPad mini が好きなんだけど、今回は音楽アプリ利用をメインに考え、画面サイズが大きい iPad Air を選択(欲をいえば iPad mini も欲しい)。
10.5インチ初代 iPad Pro 同様にサイズそのままにディスプレイを拡大、ベゼルも狭いので、やぼったい感じはない。気分も一新、スペースグレーをチョイスした。
iPad Air をセットアップ、コンテンツ・アプリ母艦に
週末にセットアップ。ストレージ容量は 256GB、アプリに加え、雑誌・書籍・マンガ・楽譜・映画・テレビ番組を全部インストール。気分爽快。
アプリは音楽系とコンテンツ系が中心。ここ数年、iPad とは離れていたので、アプリケーションが古かったり、iPad 対応していないものが結構目立つ。ここらへん、テコ入れをしていかなければと思う。
iPad Air 2019 のベンチマーク
iPad Air / mini は最新の A12 Bionic 搭載、メモリは 3GB という構成。なので厳密には 4GB メモリを搭載する iPhone XS/XS Max ではなく、iPhone XR と一緒の構成。携帯電話の iPhone に比べ、モバイルネットワーク関連のプロセスは少ないだろうから、A12 Bionic の性能をたっぷり味わえる。
Geekbench にはまだ iPad Air のデータは載ってないみたいだけど、自分のモデルだとこんな感じ。
上記の結果はなぜか iPhone XS Max を上回る感じ。このベンチマークは iPad Air を再起動してから実行している。ひょっとすると、iPhone XR と同等構成でもパフォーマンスは若干高いのかもしれない。
リアルアプリケーションのパフォーマンスはどうか
Geekbench は一般的なタスクを数多く処理させて測定するものだけど、あくまでベンチマークだ。リアルなアプリケーションでどのくらいの性能があるのか。音楽 DAW アプリ、KORG Gadget で試してみる。KORG Gadget の中でも負荷が高いピアノ音源 Salzburg を贅沢に 9台並べたプロジェクトでテスト。楽曲はこちら。
このソングプロジェクトを動かした時の話はだいぶ前にしてる。
デスクトップコンピュータでもトラックフリーズを使いたくなるプロジェクト。iPad Air では Salzburg 何台いけるか。
結果だけど、恐るべき結果になった。何台いけるかどころか、9台全部再生できてしまった。バッファを最小の 512 にしても音飛びはしない。なんだこれは。
もともとデスクトップと比較する気などなかったのだが、3.4GHz Intel Core i7 + 8GB + SSD の iMac を凌駕するとは。KORG Gadget for Mac の最適化に問題があるのか? 念のためために KORG Gadget 2 でもテストしてみた。
ダメ。バッファー最大の 1024 設定でやっと再生できる感じ。
KORG Gadget 2 for Mac の最適化がイマイチな可能性はあるが、デスクトップに対し「仮打ち環境」「セカンド DAW」としてではなく、デスクトップ並みの制作環境と考えて扱っても良さそうだ。驚きだけど。
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