My Tracks : Una Corda / December 8, 2019

My Tracks

UNA CORDA

UNA CORDA というピアノ

実はほとんどの楽曲がそうなんだけど、固有のシンセ音源なり、ピアノ音源なり、「音」のキャラクターが出発点になることが多い。今回は Native Instruments の UNA CORDA というピアノがトリガーとなった。

Una-Corda-piano

UNA CORDA は KOMPLETE に含まれる Kontakt の音源のひとつで、単独購入も可能。ピアノ職人の名匠 David Klavins(The GIANT を作った人でもある)が制作した オリジナルピアノ をレコーディングしたもの。

Una Corda

このピアノは柔らかでありつつ、毅然としたピアノの音が特徴。Kontakt では、アップライトで多く採用されるフェルトを使った弱音器や打鍵音・ペダルのリリース音などのメカニカルサウンドをコントロールできる。楽曲では、基本となるコードは弱音器版を、メロディでは UNA CORDA のピュアでかつコアな音色を使っている。

UNA CORDA のピアノは響板がないだけ、ピアノの弦とハンマーが奏でる、ピアノのコアを感じさせるサウンドが好きだ。

Una Corda

UNA CORDA
今回は Una Corda を使って録音したモチーフを発展させて楽曲にしてみた。スローテンポでメランコリックな出口はないが癒しの空間なイメージ。使用した DAW は MOTU DP10。キックは Reason Stduio の Reason 11 – KONG、ベースも Reason Studio Reason 11 – MONOTONE。それに Una Corda を2トラックを基本として、ストリングスやシンセサウンドを重ねている。

残念ながら DP10 のプロジェクトなので、プロジェクトファイルのシェアが困難なので勘弁。聴いた感想、思うところあれば、なんなりと SoundCloud にコメントを。機材的な話でも歓迎します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました